第6話 化学物質過敏症で、私が一番苦しかった症状とは?




こんにちは、なっとうです。

私の寄稿では、私の持病である「化学物質過敏症」に関連する体験談をメインに、知っている範囲でお話しています。

初見さんはこちらからどうぞ

第0話 身近での経験はありますか?

 

 

前回、第5話では、「化学物質過敏症」の症状は、こんな感じですよ、というのをお話していました。未読さんはこちらからどうぞ。

第5話:化学物質過敏症の「症状」について

 

よくある質問

前回記事を見て

「とにかく全身の幅広い所で出るんだなぁ」

という事が、ざっくりとでもご理解頂けましたら助かります。

では、症状を聞いて、こんな疑問が浮かんだ人はいるでしょうか?

 

「こんなに色々あるけど、一番苦しい症状は何だろう?」

また、実際にお会いした人から言われた事がある言葉として

「こんなに色々苦しんでいてお気の毒ですね。ですが、命に関わる程ではないのでしょう?」

「でも、元気そうに見えるよ。そんな病気抱えているなんて思えない。」

という声を聞いた事があります。

では、これらの質問にお答えしましょう。

これは、あくまでも私が直接体験した事です。場合によっては、同病者さんに

「あるある」

と共感する所もあれば、違っている部分もあるかと思います。

という前置きをしておきます。

まず1つ目と2つ目の質問には、同時に答えられそうです。

「一番苦しかった症状」「命に関わる?」のエピソード

これは、試食で原材料を確かめる前に口に入れてしまった私に原因があるのですが

オーガニックに配慮した、無添加の食べ物でしたが、甘酒が入っていると、口に入れた後に言われました。

その時は、酒は元々好きではありませんが、実際に取り込んでどんな事が起るのかを自分でも把握していない時でした。触ると手が荒れるとか、そんな程度の認識しかありませんでした。

口に入れたものを吐き出すのも勿体ないと、そのまま飲みこみました。

すると、帰宅して数時間後…

全身が浮腫んで来たのです。

 

全身がぶくぶく膨れたような状態です。

全身なので、体内の気道も浮腫んで来たのです。

すると、空気の通り道が狭くなっていきます。

喘息とも過呼吸とも違う、呼吸困難に見舞われました。

息が出来ない

声が出ない。

助けて

スマホが遠くて届かない

どれくらい時間が経ったのか分かりません

私の人生はこのまま終わるんだ、と思ったその時、

浮腫みがスーッと引いてきたので、呼吸が回復しました。

あー危ない!

死ぬかと思った!

この時は、浮腫みが引いたお陰で事なきを得ましたが、引いていなかったら確実に命の危機でした。

この事についてTwitterでつぶやいた時に、同病者さんから

「エピソードは違うけど、”命からがら”という体験をしたことがある」という返答がありました。

また、「自分はいつ死んでもおかしくないから」という事をいつも思っているし、家族にも話しているという人もいました。

この時に学んだのは

「アルコールはダメ、絶対」

「原材料の確認を先にする事」

「食べられないものは、はっきりと断る」

過敏症を知らなかった頃に、アルハラ(アルコール・ハラスメント)を受けた事があります。

当時は「アルハラ」という言葉すら無い時代でしたが、

その時は、頑として飲みませんでした。

「頑固」「ノリが悪い」って言われても曲げませんでした。

「本能的に命を守っていたのかもしれないなぁ」と、今になって思います。

 

以上が、私が一番苦しんだ症状です。

 

『症状の出方がかなり重い』

『重い症状が長く続く』

などが起こると、命に関わる事もあります。

 

「そんな大袈裟な」と思う人も、中にはいらっしゃるかもしれません。

アレルギーでも「大袈裟」という誤解をされる事がありますが、

実際にショック症状を起こして命を落としている人がいますよね。

そういう事を想像してみて頂けると助かります。

長くなりましたので、今日はここまでです。

次回予告

今回は、身体の症状についてお話しましたので、次回は心の事について言及していきたいと思います。

第7話:化学物質過敏症が心に及ぼす影響とは?

またね!

 

★おばけのイラストは、私が自作したLINEスタンプです。

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