【発表会・絵本】保育で使える!簡単に作曲できる3つの方法

発表会の劇の中に、もう1曲だけほしい・・・

歌詞が出てくるのに楽譜がついてない絵本は読むのに困る・・・

なんて思ったこと、ありませんか?

作曲してしまえばいいんですよ。

「作曲なんてできるわけない」と思うでしょ?

正確に言うと、この記事では、今あなたにできることを利用して、簡単に新しい曲を手に入れる方法を3つ紹介しています。

もっと気軽に曲を作ってしまいましょう。

簡単に作曲できる3つの方法とは

あなたは今日から、「なんかもう1曲ほしいな」と思ったとき、すぐに曲を手に入れることができます。

その方法がコチラの3つです。

  • 替え歌にする
  • わらべ歌の仕組みを利用する
  • 音階を使う

1つ目は簡単です。もうやっている人もたくさんいると思います。

2つ目、3つ目は、本当の作曲の話です。

分かりやすく書くので、気軽に読んでみてくださいね。

最後に、発展形の方法をもう一つ、オマケでつけておきます。

替え歌にする

これは、すでにやっている人もたくさんいることでしょう。

子ども達が親しんでいる歌、最近流行っている歌、なんでもいいので、替え歌にしてしまいましょう。

  • 劇のセリフを、知っている曲にのせる
  • ナレーションを歌にして、みんなで歌う
  • 歌詞が出てくる絵本を読むときに、来月歌いたい歌の節で歌う
  • 子ども達へのお知らせを、みんなが親しんでいる曲にのせる

替え歌にするだけで、こんな風にいろいろなことができます。

「子ども達が話を聞かない・・・」と思っているあなた。

時には歌ってみては?

わらべ歌の仕組みを利用する

わらべ歌って、アドリブでいくらでも曲ができるんです。

「いーれーて」「いーいーよ」とか
「かーしーて」とか
音程とリズムがついてますよね。

これらも、短いですが、わらべ歌の一種です。

詳しく言うと長くなるので、それは他の記事で書くとして・・・

わらべ歌って、中心となる音+1~3つの音でできていることが多いんです。

たとえば「なべなべそこぬけ」だと
レドレドレレレレ レレレレレミミレレレドレ
レの音ばかりです。
時々、ドとミが出てきます。
【簡単・無料のピアノ楽譜】コード1つで弾ける「なべなべそこぬけ」

たとえば「かごめかごめ」
「レレミレレレ レレレレドドレレドラ レドレドレレドラ レレレミレレレ レドドレドドレレラ レレレレレミレドレ」
これもレの音ばかりです。
目指せ!コードマスター(第17回「かごめかごめ」で「♭5」「sus4」「dim」「aug」を知る)

音2つだけのわらべ歌もたくさんあります。

ということで、絵本(特に昔話)に歌詞が出てきたときは、とにかく「レーレーレレレ」と、レの音で歌い始めればいいんです。

たまにドやミの音を混ぜます。

それで十分、曲になるんです。

音階を使う

「昔話風ではない曲も簡単に作りたい」ということであれば音階を使いましょう。

子ども向けの簡単な曲って、音が順番になっていることが多いんです。

たとえば「カエルの合唱」だと
ドレミファミレド ミファソラソファミ ド ド ド ド ドドレレミミファファミレド
ほとんど同じ音か隣の音に動いています。
目指せ!コードマスター(第1回「カエルの合唱」でCFGをマスターする)

たとえば「きらきらぼし」だと
ドドソソララソ ファファミミレレド ソソファファミミレ ソソファファミミレ ドドソソララソ ファファミミレレド
これも隣の音に動くことが多いです。
目指せ!コードマスター(第6回「きらきらぼし」で定番リズム2をマスターする)

ということで、順番で隣の音に移る、音階の1部を利用して曲にしてみましょう。

自分の声だけだと音がとりづらいときには、ピアノを鳴らせばいいんです。

鍵盤を順番に鳴らすだけで、それは作曲です。

親しみのある「ドレミファソラシド」のハ長調を使いましょう。

曲の最後を「ド」の音にするのがポイントです。

子どもの歌を聴く

最後に、もう一つオマケです。

保育の仕事をしている人なら、本気になれば、音楽の知識は無くても新曲が手に入ります。

「子どもの姿を本気で見る」という方法があります。

子どもをよ~く見ていると、なにやら口ずさんでいることがありますよね。

あれ、けっこう子どもオリジナルが混ざってるんですよ。

聴き取って一緒に歌うとか、「もう一回歌って」と頼むとかしてみましょう。

慣れてくると、その歌を基に、クラスのみんなで新しい曲を作ることもできます。

自分でできないなら、ピアノの得意な先生に、楽譜にしてもらいましょう。

私は、子どもが作った歌を集めて冊子を作ったことがあります。

保護者さん喜びますよ。

まとめ

あなたは今すぐにでも、作曲ができます。

鍵盤を順番に押さえるだけでも、それは作曲なんです。

子どもの歌は、単純な作りのものが多いので、難しく考える必要はありません。

  • 替え歌にする
  • わらべ歌の仕組みを利用する
  • 音階を使う

この3つの方法で、どんどん曲を作ってしまいましょう。

慣れてきたら、オマケで紹介した「子どもが口ずさんだ歌を聴き取る」にも挑戦してくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。「もっといろいろと知りたい」という方は、ホームページや、このサイトの記事が一覧になったサイトマップをご覧ください。

管理人うち
@uchi70794834|Twitter)

保育塾代表
2人の娘の父親
公立幼稚園・幼保園・大学の附属幼稚園で勤務経験あり。
ラッパ吹き。小学生を中心に、20年以上いろんなバンドを指導しています。

保育士・幼稚園教諭のみなさんが、ほんの少しだけ余裕をもって仕事ができたら、プラスの循環が生まれます。

ほんの少しだけ余裕をもって仕事ができたら、ほんの少しだけ子どもが落ち着いて、そうするとまた、ほんの少しだけ余裕ができて、効率良く仕事ができる方法を調べたりして・・・

そんなプラスの循環の始めの一歩、小さな余裕を生み出すお手伝いをしています。あなたが読んだこの記事が、そんな始めの一歩になったら嬉しいです。

ABOUTこの記事をかいた人

管理人のUCHI(うち)といいます。 公立幼稚園、幼保園、大学の附属で働いていた元幼稚園教諭。 現在、島根保育塾代表。仕事を効率化するだけなら簡単です。しかし、保育の質を落とさず(むしろ上げながら)効率化することは、現場を経験した人間でないと、なかなか上手くできません。「保育の質を上げる」「労働時間の短縮」これを両立させるための記事を書いていきます。あなたの園に合わせた方法を知りたい人は、お問い合わせくださいね。