【絵本・素話・紙芝居】子どもが夢中になる読み方・語り方を無料で学ぶ方法

「活動の導入で絵本を読むけど、あんまり反応がない」
「市の研修があったけど、話を聞くだけだった」
「絵本のセミナーを見付けたけど、高くて迷ってる」

こんなこと思ってる人、いませんか?

あなたが絵本・素話・紙芝居を読んだとき、語ったとき、子ども達は夢中になって物語に引き込まれていますか?

どうやったら上手くいくか、あなたは悩んでないでしょうか。

この記事では、子ども達が夢中になって引き込まれるような、絵本・素話・紙芝居の読み方、語り方を学ぶ方法を紹介しています。しかも完全無料です。

ハッキリ言って、研修もセミナーも、必要ありません。

必要なのは、ちょっとした行動力だけ。
研修やセミナーに出かけるなら、その労力を、この記事で紹介する方法に回してください。

子どもが夢中になる読み方・語り方を学ぶ方法とは

たとえば、「大学の教授が絵本の魅力を語る」というような研修があります。このような研修を受けると、今までとは異なった視点で絵本を選び、保育に取り入れることができます。でも、絵本を読むスキルは身に付きませんよね。

絵本を読むスキルを教えてもらおうと、セミナーに参加すると、実際の内容は、もう知っていることだったりします。よく調べてみると、保育士経験4~5年の元保育士が講師だった。なんてこともあります。

遠くまで足を運んで、研修やセミナーを受けるよりも、もっといい方法があります。子どもが夢中になって引き込まれるような読み方・語り方を学ぶ方法は、
「プロを見習い、プロに聞くこと」です。

「そんなこと当たり前でしょ?それができないから困ってるのに」と思うでしょうが、あなたは身近にプロがいることに気付いていないだけではありませんか?

あなたの身近にいるプロとは

プロはあなたの園にいる

一番身近にいるプロは、あなたの先輩です。

「なんだ、そんなこと?」と思った人、いますよね。

よく考えてみてください。先程の研修やセミナーの例で挙げた、大学の先生や、保育士経験4~5年の講師と、あなたの先輩と、どちらが現場の経験が豊富ですか?

そして、あなたは、園の先輩達が本気で絵本や紙芝居を読んでいるところを見たことがありますか?園内で一番上手な人を知っていますか?

先輩の誰かに、前もってお願いをして、本気でやってもらいましょう。
できれば、「子ども達の前で、どのようにするか」を見せてもらいましょう。
見せてもらう時の自分のクラスには、主任の先生などに入ってもらいましょう。

絵本や紙芝居を読むまでに、子どもがどのように集まって、先生がどんな話をして・・・というのが、研修やセミナーでは無いですよね。「子どもを目の前にしたとき、どのようにするか」を見せてもらえる点で、研修・セミナーよりも、先輩の姿を見せてもらう方が、ずっと役に立ちます。

もっと言うと、「あなたが自主的にスキルアップしようとしている」ということを知ってもらえ、見本を見せる先輩のスキルアップにもなり、園内での研修のあり方を検討することにもなり・・・と、いいことずくめです。

プロはあなたの町にいる

幼稚園や保育所を退職した先生が、絵本や紙芝居を読む活動をされていることがあります。いろんな園や公民館などを訪問されますよね。

自分の園に訪問されたとき、あなたはどのように聞いていますか?子どもと一緒になって物語を楽しむのもいいものですが、「目の前で素晴らしい研修が行われている」と思って聞いたことはありますか?

市の図書館や、わらべ館などで、絵本の集い、紙芝居、素話などが行われることがあります。基本的には子ども向けですが、あなたは聞きに行ったことがありますか?

とんでもなく魅力的な語りをされる人に出会えることがありますよ。
子どもが夢中になるのは当然で、大人が聞いても、その場の空気が変わるのが分かるような、すごい人がいます。聞かせてもらうだけでも刺激になり、目標になります。もし、あなたが本気なら、その人に教えを請うこともできますよね。

まとめ

研修やセミナーに参加する意欲があるのなら、その分、身近なプロに習う労力に回しましょう。

まずは、園の先輩に保育を見せてもらえばいいです。どのような言葉をかけるか、どんな場合にどの絵本が使えるかなど、実際の子ども達に合ったことを教えてもらえます。

図書館に行くと、絵本や紙芝居を紹介してもらえます。絵本や紙芝居を紹介した本もあります。

身近で学ぶ方法って、いろいろあります。
お金をかけて、わざわざ遠くまで行くのは、もったいないですよ。身近なプロに教えてもらった方が役に立つし、浮いたお金で絵本や紙芝居を買えます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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ABOUTこの記事をかいた人

管理人のUCHI(うち)といいます。 公立幼稚園、幼保園、大学の附属で働いていた元幼稚園教諭。 現在、島根保育塾代表。仕事を効率化するだけなら簡単です。しかし、保育の質を落とさず(むしろ上げながら)効率化することは、現場を経験した人間でないと、なかなか上手くできません。「保育の質を上げる」「労働時間の短縮」これを両立させるための記事を書いていきます。あなたの園に合わせた方法を知りたい人は、お問い合わせくださいね。