「保育者が今している保育中に見られる子どもの姿の中に、運動はたくさんあるんだよ」ということを教えてもらう運動遊びの研修では、大きな好評を頂いてます。実は、子ども達はすでに運動をたくさんしているんですよ。それが分かれば、後はほんの少しのサポートを必要な分だけすれば良いですよね。もちろん、運動以外の場面でも同じことです。
子どもが感じていること学んでいることは日常にたくさんある
子どもが日常の生活や遊びの中で感じていること、学んでいることはたくさんあります。
たとえば、こちらの写真だけ見ても分かることがたくさんあって、5領域の「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」の全てについて語ることはできますし、主体性の話も10の姿の話も小学校との接続の話もすることができます。
では具体的に考えることができるよう、質問しますね。
- この2人は、この場面以外ではどんな関係だと思いますか?
- この遊びを主導しているのはどちらの子どもでしょうか?
- どんなことを感じているでしょう?
- プールに入る場合は、どんな姿が見られると予想できますか?
- 片付けの声かけをどのようにしましょうか?
「それまでの流れや普段の姿が分からないから、写真1枚だけ見ても何も言えない」というように言われる方もいらっしゃいますが、それだと他園に行って保育を見学させてもらっても分かることはほとんど無いですよね。他園の保育を見せてもらうときも、それまでの保育や普段の姿は分かりませんから。ちょっとしたことからでも子どもが感じていることや学んでいることを見取る力をつけていきましょう。
研修の概要
この研修は、写真1枚から分かる、「子どもが感じていること」「学んでいること」「子どもの育ち」などについて考えていくものです。まずは、上でした質問について、写真のどの部分を見るとそれが分かるかをお伝えしますね。見方が分かれば、普段の保育でも子どもの見方が変わっていきますし、それに伴って子どもへの援助も変わっていくでしょう。この写真についてしっかり考えたら、同様に、他の場面の写真も見ていきます。
研修名:【写真1枚だけでも分かる】子どもが感じていること学んでいることを見つける研修
日時 :9月2日(土)21:00~22:00
ZOOMにてオンラインで行います。
オンラインサークルのメンバー対象の研修ですので、受けたい方はオンラインサークルにご参加ください。
申し込みはこちらから。試しに掲示板を見てください。
https://note.com/forhoikusha/membership/boards