【ポイントはエサだった】メダカの冬眠で保育者が考えるべきたった1つのこと

早朝はかなり涼しくなってきました(これを書いている時点で9月末)。保育者のみなさんがギリギリになって慌てなくてもすむように、今回の記事はメダカの冬眠について書いていきます。分かりやすいようにQ&Aの形で書いていきますので、チェックしてみてください。

メダカの冬眠についての基礎知識

メダカは冬眠するの?

メダカは冬眠します。大体11月から3月頃、水温が10℃以下になると冬眠するようです。

水が凍っても大丈夫?

水面が凍っても、水底の方は温度が高くて凍らないので大丈夫です。さすがに、水底の方まで凍るようなら死んでしまいます。

メダカは室内でも冬眠するの?

室内では、屋外より水温が高いので冬眠はしません。ですが、他の時期に比べて活動量は少なくなります。

冬の間のエサについて

冬眠しているときのエサはどれくらいあげるの?

水底でジッとしているときは冬眠しています。エサはあげなくてOKです。

メダカが動いているけどエサをあげなくていいの?

冬眠しているメダカもエラやヒレが微妙に動きます。エサはあげなくて大丈夫です。

メダカが泳いでいるけどエサをあげなくていいの?

泳ぎ回っている状態ならエサをあげます。1分で食べきる量を与えましょう。

少しだけ泳いでいる状態なら、1週間に1回、1分で食べきる量を与えましょう。

冬の間に死ぬのはエサが足りないのでは?

エサが足りないのではなく、エサのやり過ぎで水質が悪くなって死ぬようです。

なんでエサをあげなくてもいいの?

寒くなると代謝が落ちるからです。動いているメダカも、食べ過ぎると消化不良を起こします。

冬の間の水換えについて

どれくらい水を換えるの?

基本的に換えなくても大丈夫です。水が少なくなったら足します。冷たいままの水を足すと水温が急に変わってしまうので、水槽内の水と同じ水温になったものを足します。

水が汚くても換えなくていいの?

目に見えて汚いことが分かるような場合は、さすがに換えてください。特に、室内で夏と同じようにメダカが活動している場合は、夏と同じような飼い方をしてください。

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保育現場でのポイント

メダカに限りませんが、寒くなってくると生き物は活動量が少なくなり、食べるものも少量ですみます。子どもがお世話の当番をしているのであれば、特に気をつけましょう。エサのやり過ぎで水が汚れると、掃除と水換えをするのが大変ですから。

ザリガニの冬眠についてはコチラ
本当は臭いのしないザリガニの飼い方

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管理人うち
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保育塾代表
2人の娘の父親
公立幼稚園・幼保園・大学の附属幼稚園で勤務経験あり。
ラッパ吹き。小学生を中心に、20年以上いろんなバンドを指導しています。

保育士・幼稚園教諭のみなさんが、ほんの少しだけ余裕をもって仕事ができたら、プラスの循環が生まれます。

ほんの少しだけ余裕をもって仕事ができたら、ほんの少しだけ子どもが落ち着いて、そうするとまた、ほんの少しだけ余裕ができて、効率良く仕事ができる方法を調べたりして・・・

そんなプラスの循環の始めの一歩、小さな余裕を生み出すお手伝いをしています。

ABOUTこの記事をかいた人

管理人のUCHI(うち)といいます。 公立幼稚園、幼保園、大学の附属で働いていた元幼稚園教諭。 現在、島根保育塾代表。仕事を効率化するだけなら簡単です。しかし、保育の質を落とさず(むしろ上げながら)効率化することは、現場を経験した人間でないと、なかなか上手くできません。「保育の質を上げる」「労働時間の短縮」これを両立させるための記事を書いていきます。あなたの園に合わせた方法を知りたい人は、お問い合わせくださいね。