本当は臭いのしないザリガニの飼い方




ザリガニは、飼育初心者でも簡単に飼うことができます。

保育所・幼稚園で飼われる生き物の定番ですよね。

適当な飼い方でも、水が汚くても、わりと平気で生きていくことができます。

「でも、臭いがちょっとね・・・」

という人のために、臭いのしないザリガニの飼い方を紹介します。

 

水をきれいにする

これだけです。

「水替えをしても臭う」という人は、水槽や水の量から見直す必要があります。

それでは、くわしく説明していきますね。

 

臭いが発生するありがちなザリガニの飼い方

ザリガニ自体は、特別に臭いがする生き物ではありません。

臭いがしてしまうのは、飼い方に問題があるからです。

まずは、どんな飼い方をしているか、ちょっと思い出してみましょう。

こんな飼い方をしていませんか?

 

大きめのタライで飼う

ザリガニの背中が隠れる程度の水を入れる

何匹も一緒に飼う

子どもが持ってきた、チクワなどのエサをやる

 

こんな飼い方をしていたら、臭いが発生します。

臭いのは、ザリガニではなく、水です。

たっぷりの水を、きれいに保てば臭いは発生しません。

 

ザリガニの家作り

ザリガニは、基本的には1匹ずつ飼います。

複数で飼うと、ケンカ、共食いがおこるからです。

取れてしまった足や、死体に気付かないと、水が傷みます。

 

オスメスのペアで飼うことはできます。

「繁殖した場合、生まれてきた赤ちゃんをどうするか」

このことについて、責任をもてるのであれば、ペアで飼いましょう。

アメリカザリガニは、要注意外来生物であり、逃がしてはいけません。

 

学校に対しても、

・教材としてアメリカザリガニをできる限り使用しない

・外来種であることや、それによってひきおこされる問題について説明する

・飼育している場合は死ぬまで責任をもって飼い、野外に放流しない

教材として取り扱うことについて、このように指導しているところもあります。

 

合わせてこちらの記事もご覧ください。

カメの飼い方を検索してる場合じゃない!保育関係者が絶対に知っておくべきこと

 

水槽を用意する

ザリガニを飼うときは、水槽で飼いましょう。

30センチ水槽で、基本的には1匹だけ飼います。

水は、水槽の上の方まで入れましょう。

これまでは、水が少ないから汚れやすかったのです。

 

ザリガニは脱走しやすいので、フタもつけましょう。

深さのある水槽でも安心できません。

エアーを送るホースなどに登って逃げてしまいます。

 

隠れる場所を作る

数匹一緒に飼うのであれば、隠れる場所を数カ所作ります。

塩ビ管や、割れた植木鉢などを入れるだけです。

ザリガニの数よりも、隠れる場所を多くします。

水槽の一番上まで、1匹ずつ完全に仕切ると、ケンカせずにすみます。

 

水草や流木を入れる

水草や流木は、隠れ場所になります。

それから、食べることもできます。

ザリガニは、冬になるとエサをほとんど食べません。

水草や流木を入れておけば、エサをやらなくても、非常食になります。

 

砂を入れる

自然環境では、水底が泥の場所で生息しています。

でも、水槽の中に泥を入れると大変です。

水槽の底に入れる砂は、なるべく小さいものを選びましょう。

脱皮の後は、バランス感覚を保つのに、触角の根元に、ハサミを使って砂を入れているそうです。

数匹一緒に飼っているのであれば、脱皮のときは水槽を分けましょう。

 

濾過フィルター、エアーポンプをつける

水をきれいにしてくれる、ろ過フィルターをつけましょう。

水替えの手間が省けます。

ザリガニはエラ呼吸です。

水を深くするなら、酸素を送ってあげないと、死んでしまいます。

酸素を送る、エアーポンプをつけましょう。

 

保育施設では、ザリガニに、そんなにお金をかけることができませんね。

フィルターは、なかったとしても、水替えの回数を増やせば良いです。

エアーポンプが用意できないのなら、水を少なくするしかありません。

 

エサやり

1日に1回、食べ残しがでない量を与えます。

食べ残したときは、きれいに取り除きます。

食べ残しが、水が傷んで臭う原因です。

 

きれいに取り除けるように、時間のあるときにエサやりをします。

当番など、子どもと一緒にやっても良いですね。

子どもが好きなようにエサをやってしまうと、水をきれいに保てません。

手間がかかるので、1日1回にして、きちんと世話をしたほうが良いと思います。

 

なんでも食べますが、煮干しやチクワなどは、臭いの元となります。

栄養バランスのことも考えましょう。

野菜をやることもありますが、これも、大きさを調節するのが難しいです。

ですので、市販のエサが一番簡単です。

 

冬になって寒くなると、ほとんど活動しなくなります。

流木を入れてあるなら、エサを与えなくても大丈夫。

非常食になります。

 

水替え、水槽の掃除

ろ過装置があれば週1回、なければ週2~3回の水替えをします。

水槽の3分の1程度、水を入れ替えます。

入れ替える水は、水温を、水槽の中の水と同じになるようにしましょう。

汲み置きをしておけば、そのときにカルキも少し抜けます。

水替えの時に、砂の間にたまったゴミも吸い出しましょう。

 

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

もっと楽にできる水槽の掃除と水替えの仕方

 

掃除をきれいにして、水を替えれば、臭くなることはありません。

ザリガニを飼うときも、他の生き物と一緒です。

死ぬまで責任を持って、飼ってくださいね。

飼うのが難しいのであれば、最初から世話をするのが簡単な生き物を飼いましょう。

子どもが自分で世話をできる生き物10選をご覧ください。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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ABOUTこの記事をかいた人

管理人のUCHI(うち)といいます。 公立幼稚園、幼保園、大学の附属で働いていた元幼稚園教諭。 現在、島根保育塾代表。仕事を効率化するだけなら簡単です。しかし、保育の質を落とさず(むしろ上げながら)効率化することは、現場を経験した人間でないと、なかなか上手くできません。「保育の質を上げる」「労働時間の短縮」これを両立させるための記事を書いていきます。あなたの園に合わせた方法を知りたい人は、お問い合わせくださいね。