【0歳から大人まで】新聞紙で楽しめる遊び方50選

「保育の準備が大変」
「何をして遊んでいいか分からない」
などと悩んでいる人はいませんか?

新聞紙を使って遊んでみましょう。
「準備するのは新聞紙だけ」という遊び方もたくさんありますよ。
なのに楽しく遊ぶことができます。

この記事では、新聞紙を使った遊び方を50通り紹介しています。
0歳から大人まで楽しめる遊びをたくさん載せてあるので、できそうなもの、分りやすいものを選んで、ぜひ試してみてくださいね。

0歳や1歳でも楽しめる新聞紙の遊び方

1.いないいないばあをする(その1)

「いないいないばあ」に新聞を利用します。説明の必要はないくらいですね。新聞紙の後ろに隠れて登場しましょう。新聞紙をひらひらさせても面白いですよ。

2.いないいないばあをする(その2)

新聞紙に穴をあけて、人形などを見せる方法もあります。「誰かな?」「あれ~なんだろう?」などと言いながら、見える部分を変えて、最後に登場させてみましょう。

3.音を聞かせる

新聞紙をクシャクシャにして、赤ちゃんに音を聞かせてみましょう。また、新聞紙を裂いた音も面白いですよ。

4.ちぎってみせる

耳元で新聞を裂くと、面白い音がよく聞こえます。目の前で裂いたりちぎったりしてみせると、形が変わっていくのを楽しめますよ。

5.好きなようにちぎる

子どもが自分でちぎることができるようになったら、思うがままにちぎって遊びましょう。とにかく散らかすのが好きな時期は、気が済むまで楽しみましょうね。もちろん、口に入れるなどには十分に気をつけてください。

新聞紙だけ準備すれば楽しめる遊び方

6.新聞に乗る

新聞を1枚広げて、その上に何人乗れるかを楽しむゲームです。みんなでくっついて触れ合うことができます。「最初から片足限定で乗る」「抱き合ったらダメ」などのルールをつけても面白いですよ。

7.イスの代わりに新聞に乗る

イス取りゲームのイスの代わりに新聞を利用します。イスだと座れないこともありますが、新聞なので、工夫しながらみんなで乗ることができます。でもイス取りゲームのルールでこのやり方を取り入れると、一斉に乗ろうとしたときなど、ちょっと危ない場面もあると予想されます。やるときは注意してくださいね。

8.新聞を折りながら乗る

これはみなさんご存じの方も多いでしょう。「ジャンケンをして負けたら新聞を半分に折り、どこまで乗り続けることができるか」というゲームです。2人1組でやると、新聞が小さくなっていくうちに、くっついたりおんぶをしたりするようになります。

9.新聞に乗りながら移動する(その1)

1人で新聞に乗って、新聞の端を持ち、ジャンプしている間に手で持った新聞を移動させます。着地するのも新聞の上です。新聞紙から落ちないようにして移動します。1人でも楽しむこともできるし、リレーにしても遊べます。

10.新聞に乗りながら移動する(その2)

1人で新聞に乗って、四つんばいになります。足で新聞を引き寄せて、次は手を前に滑らせてと、シャクトリムシのように進みます。これもリレーにできますね。

11.新聞に乗りながら移動する(その3)

新聞を2枚用意します。1枚を4つ折りにすると調度いい大きさです。1枚の上に乗り、2枚目を立っている場所より少し先に置きます。2枚目の上に移動して、最初に乗っていた1枚目の新聞を拾って、さらに先に置いて、その上に移動して・・・を繰り返して、新聞紙から落ちないようにしながらゴールに向かいます。

12.新聞に乗りながら移動する(その4)

新聞に乗りながら移動する(その3)と同じようなやり方ですが、チーム全員で同時にゲームができる方法です。

4つ折りにした新聞を数枚、1列に敷いて、一枚の新聞に1人ずつ乗ります。1番後ろの人が、敷いたものとは別の新聞を1枚持ってスタート。その新聞を前の人にパスしていって、1番前の人まで届いたら下に置き、全員が1歩ずつ前に進みます。1番後ろの人は、さっきまで乗っていた新聞をまた前にパスしていって・・・を繰り返してゴールに向かいます。

13.載せて歩く(その1)

折った新聞紙を頭に載せて、落ちないように歩いてみましょう。一枚でやるのと一日分でやるのとでは、また違った楽しさがありますよ。

14.載せて歩く(その2)

折った新聞紙を手に載せて、落ちないように歩いてみましょう。手に載せて歩くと簡単そうですが、速く歩くと風ですぐに落ちてしまいます。年長くらいになると、考えて手のひらを上手く傾けて歩けますよ。

15.載せて歩く(その3)

背中に乗せて、四つんばいになって歩いてみましょう。「2人一組になって、1人が落ちた新聞を拾う人になり、折り返したときに交替する」という方法もあります。

16.落ちないようにして走る

新聞紙1枚を広げて体の前面を覆うようにし、地面に落ちないように走ってみましょう。止まると落ちるので、どれだけ長い時間落ちないようにできるかを試してみると面白いですよ。

17.地面につかないようにして走る

新聞紙を裂いて長いしっぽを作り、ズボンの後ろにはさみます。地面につかないように走ってみましょう。忍者の修行でよくあるやつです。

18.破って楽しむ(その1)

上で紹介した「5.好きなようにちぎる」とはちょっと違います。新聞紙を何枚か重ねて破ってみましょう。重ねると、案外丈夫になります。何枚重ねて破れるかを試すと面白いですよ。

19.破って楽しむ(その2)

手で持って破るのではなくて、パンチやキック、チョップ、体当たりなどで破いてみましょう。子どもも大人と一緒です。思い切りやるとストレス解消になりますよ。

20.見立てる

破ったりちぎったりした後の新聞の形を、何かに見立てて遊んでみましょう。導入などは必要ありません。「あれ?これって◯◯に見える。」と言うだけで、子どもは次々と他のものを思い付きます。

21.雪や落ち葉にしてまく

ちぎった新聞紙を雪や落ち葉にして、好きなようにまいてみましょう。量が多いほど面白いです。最後に片付けるときは、袋につめてクッションのようにすると、片付けが楽しくなり、また他のことに使えます。

22.折り紙の代わりにする

新聞紙を折り紙の代わりにして、折って遊んでみましょう。単純に、できあがるものが大きくなって楽しいです。「折り紙だと小さくてできなかった部分がやりやすい」ということもあります。

23.長くちぎる

1枚の新聞紙をちぎって、「制限時間内にどれだけ長くできるか」を競って楽しみましょう。作戦タイムを取り入れて、何回戦かやると、どんどんいい考えがでてきます。

24.引っ張る(その1)

新聞紙を何枚か重ね、筒状に丸めて、綱引きのように引っ張ってみましょう。または、何回か折って細長くしてもOKです。綱引きとして遊ぶと楽しいのはもちろん、紙だけど破れないことに興味をもって、いろいろと試す子どももでてきます。

25.引っ張る(その2)

2人で向かい合い、それぞれが新聞の端を持って、「ヨーイ、スタート」で引っ張ります。新聞紙が破れるまで引っ張って、どっちの新聞紙が大きいか比べましょう。大きい方が勝ちです。

ハサミやセロテープを準備すれば楽しめる遊び方

26.つなげる(その1)

「何を作る」とかはどうでもいいです。とにかくつなげて楽しんでみましょう。1枚だけでも大きい新聞紙です。少しつなげただけで、すごく大きくなっていくので盛り上がりますよ。「すごく大きくなってきたね。」などの声かけは、しっかりしてくださいね。

27.つなげる(その2)

新聞紙をつなげて道を作ってみましょう。細くしてつなげると、落ちないように歩くのが難しくて楽しいし、広い部分には何人も一緒にくっついて乗るので、それも楽しいです。

28.つなげる(その3)

新聞紙をつなげて道を作ってみましょう。今度は、それを大きな地図の道路にしてみます。車や建物などを作りたくなる子どももいるはずです。大きな町を作って楽しみましょう。

29.つなげる(その4)

「23.長くちぎる」と似ています。今度は、完全にちぎれてしまったものをくっつけてもOKです。新聞を細く切って、それを貼って、とにかく長くつなげてみましょう。「新聞紙1枚」という制限があっても、制限なしで、ひたすら長くつなげても、どちらも面白いです。

30.切って遊ぶ(その1)

新聞紙を眺めて、気に入った写真を切り取ってみましょう。「何を作る」とかではないです。切り取ること自体を楽しめます。広告だと、いろんな写真があるので、もっと面白いです。

31.切って遊ぶ(その2)

新聞紙を適当に切って、形を何かに見立てて遊びましょう。何に見えるかクイズにしてもよし、動物みたいな形を集めて動物園を作ってもよし、形をつなげたり色をつけたりと、違う遊び方にもつながっていきます。

32.切って遊ぶ(その3)

新聞紙の中にある文字を集めてみましょう。本文の書体は決まっていますが、記事の見出しは、いろんな書体が使われていたり立体に見える効果が使ってあったりします。
もちろん、書体の違いが分かるような年齢で試してみてくださいね。

剣を作れば楽しめる遊び方

33.純粋に剣を作って遊ぶ

厚めの広告だとやりやすいですが、新聞紙で剣を作るのは難しいですよね。あえて挑戦してみましょう。巧緻性が高まります。

34.手に載せてバランスをとる

作った剣を手のひらに立てて載せ、落ちないようにバランスをとってみましょう。剣の端が柔らかいと折れてしまいます。端は切り落とすか、折り曲げて1本にまとめてしまいましょう。

35.やり投げ

作った剣でやり投げをしてみましょう。ボールとは違った持ち方になるので、遠くまで飛ばそうと思ったら、投げ方に工夫がいります。という理由で、単純ですが何歳でも楽しめる遊び方です。

36.的当て

剣を投げて的に当ててみましょう。やり投げは遠くに飛ばす投げ方、的当ては正確に狙う投げ方なので、また違ったスキルが必要になります。

37.棒キャッチ(その1)

1人が縦に剣を持って、好きなタイミングで手を放します。もう1人は地面に落ちるまでに剣をキャッチ!という遊び方です。新聞紙で作った剣なので、そのままだと長すぎます。適当に調節しましょう。

38.棒キャッチ(その2)

剣を縦に持って2人で向き合い、「せーの」で相手の方に向かって剣を投げます。それを2人ともキャッチできる?という遊び方です。これは、つかめる部分が多いので、長い方がやりやすいかもしれません。

39.棒キャッチ(その3)

剣を地面に立てて持っている状態から、「せーの」で、それまで相手が持っていた剣に移動してキャッチします。倒れるまでにキャッチできるか?という遊び方です。円になって隣に移動してキャッチすれば、人数が何人に増えても遊べます。

40.つなげて遊ぶ(その1)

剣をつなげて高くしてみましょう。「天井まで届く?」と言うと、目標が見えやすいです。「上の方をどうやってつなげるか」ということを考えてドタバタしたり支えている子どもが疲れて手を放したりするなど、楽しいことがたくさんあります。

41.つなげて遊ぶ(その2)

幼児には難しいですが、自立するタワーを作るのも面白いです。
「一日分の新聞紙で、天井まで届かせてみましょう」ということをすると、大人でも楽しめます。グループになって考えを出し合うと面白いですよ。「剣を作ってつなぐ」ということを言わなくても、みんなが剣を作り始めます。考えることは一緒ですね。ただ、つなぎ方はいろいろと登場します。

42.つなげて遊ぶ(その3)

横向きに、ひたすら長くつなげても面白いです。ただつなげるだけでも面白いし、メジャーで長さを測っても、隣のグループが作ったものと合わせて道にしても面白いです。

43.つなげて遊ぶ(その4)

「どっちの方向」とか、「何を作るか」などを全く考えず、好きなようにつなげてみましょう。目標なんていりません。砂山を作るのと同じことです。とにかくつなげるのが楽しいんです。やっているうちに、「大きくしたい」とか、「◯◯に見える」「これ☆☆にしない?」というようになってきます。

44.つなげて遊ぶ(その5)

違う方向にもつなげてみましょう。剣を束ねて太くします。丈夫になるので、武器や基地の柱など、いろんなものの材料にできます。

ボールを作って楽しめる遊び方

45.グシャグシャにする

ボールにする前の段階として、子どもが小さいうちは、新聞紙をグシャグシャにするだけでも楽しいです。思う存分グシャグシャにしたものを、片付けるときに大人がボールにすると、他の遊びにも使えます。

46.ボールを作る

ボールを作ること自体も楽しみましょう。とにかく大きいボールを作るだけでも面白いですよ。雪だるまをひたすら大きくするのが楽しいのと同じことです。できたら転がしても楽しいです。

47.的当てをする

作ったボールで的当てをしてみましょう。年長ともなれば、投げやすいボール、的に当たりやすいボールを考えて、作り直します。

48.ドッジボールをする

新聞紙で作ったボールなので、本物のボールほど痛くないです。というか、痛くないように作ってください。痛くないと、「キャッチしてみよう」と思えます。キャッチできる子どもが増えると、避けてばかりのドッジボールが変わって楽しくなりますよ。

49.ボールプールにする

ボールをたくさん作って、ボールプールにしてみましょう。その気になれば、とんでもなく広いボールプールを作ることができます。

50.ゴミ箱に投げ入れる

最後に片付けをするときには、ゴミ箱をねらって投げ入れることができます。片付けまで楽しくしてしまいましょう。

まとめとオマケ

新聞紙を使った遊び方って、たくさんあるんです。本やサイトなどで紹介してあるやり方にこだわらず、子どものアイディアを取り入れると、さらに遊びが広がりますよ。

新聞紙を材料にして何かを作る遊び方を紹介し始めると、いくらでも数が増えてしまうので、今回は50通りだけ紹介しました。

でも、ちょっとだけオマケで紹介します。

せっかくなので、「新聞紙で作った方が、他の材料より、さらに面白いよ」というものを紹介しますね。

新聞紙を材料にするヒントは・・・

  • 新聞紙の大きさを活かす
  • 新聞紙の材質を活かす
  • (重ねたときの)新聞紙の丈夫さを活かす

これらを考えてみると、他の材料で作ったときよりも面白いものができます。

51.びっくり箱を作る(大きさを活かした使い方)

細く切った紙を2枚組み合わせてバネを作って、それを箱に入れて・・・というのを新聞紙でやってみましょう。
バネ部分が長くて大きいびっくり箱ができます。新聞紙を重ねて、厚みをもたせた状態でやると、「やりやすい」と感じる人が多いかもしれません。

52.色をつけて壁面にする(材質を活かした使い方)

新聞紙に色をつけて、1回クシャクシャにしてから広げて、壁面の材料にしてみましょう。面白い見た目になりますよ。

53.身につける何かを作る(丈夫さを活かした使い方)

新聞紙は、何枚か重ねると丈夫になります(折って丈夫にしてもOK)。それを材料にして、服や帽子などを作ってみましょう。

発表会の衣装作りを、先生が1人でやるから辛いんです。

子どもが作ると楽しいですよ。

新聞紙を使った遊びに限らず、子どもの発達に合わせた遊び方をすることが、とても大事です。他の遊びについての記事もチェックしてくださいね。

関連記事はコチラ

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
「もっといろいろと知りたい」という方は、
ホームページや、このサイトの記事が一覧になったサイトマップをご覧ください。

ABOUTこの記事をかいた人

管理人のUCHI(うち)といいます。 公立幼稚園、幼保園、大学の附属で働いていた元幼稚園教諭。 現在、島根保育塾代表。仕事を効率化するだけなら簡単です。しかし、保育の質を落とさず(むしろ上げながら)効率化することは、現場を経験した人間でないと、なかなか上手くできません。「保育の質を上げる」「労働時間の短縮」これを両立させるための記事を書いていきます。あなたの園に合わせた方法を知りたい人は、お問い合わせくださいね。