保育塾のオンライン研修のお知らせです。研修を受けずにこの記事を読むだけでも保育に役立つので、まずは読んでみてください。
あなたは、自園の「全体的な計画」を、すぐに取り出して見ることができますか?自園の全体的な計画を見たことない人もけっこういるんですよね。
ですが、
保育所保育指針にも、
幼稚園教育要領にも、
幼保連携型認定こども園教育・保育要領にも、
「全体的な計画を作成するものとする」というように書いてあります。
実は園長の責任の下、全職員が協力して作成するものなんです。
職員一同「そんなの無理」
園長・所長「自分が分かるのはともかく、全職員が関わるなんて無理」
…という声が聞こえてきそうですが、これを無理だと思わなくなるような、経験の少ない方にとっては、全体的な計画がむしろ助けになるように思える研修を開催します。
この研修を受けると、
- 「全体的な計画・教育課程とは何か」が分かります
- 基本的な書き方と、何を書けば良いかが分かります
- いつ、どのように取り組めば簡単にできるかが分かります
- 実際どのように作成し、見直すかということを見ることができます
- カリキュラム・マネジメントとは何かが分かります
- 新任が月案を作成するのも今よりずっと楽になることが分かります
全体的な計画とは?
保育所に勤めている人は、「あれ?保育課程は?」などと思った方もいることでしょう。数年前に保育指針が改定されて、ちょっと変わったんですよね。その代わり、「全体的な計画」という言葉が登場しました。この「全体的な計画」は、保育所にも、幼稚園にも、こども園にもあるはずのものです。
この研修では、保育所、幼稚園、こども園の「全体的な計画」がどのようなものか、幼稚園の「教育課程」とはどのようなものか、それぞれの園でどのような違いや関係があるのか…ということを、分かりやすく図にまとめています。時間にして5分ほどで全てが理解できます。
基本的な書き方・何を書けば良いか
「全体的な計画」「教育課程」をどのように作成するか、保育指針解説や幼稚園教育要領解説に書いてありますが、そこを読んでも難しいんですよね。研修内では、これを整理してお伝えします。今すぐに取り組むこと、そのうち少しずつやれば良いことをスッキリさせましょう。また、「書くべきことと書かなくてもよいこと」も知りましょう。そうすると、様式を自園に合ったものにできるのではないでしょうか。
いつ、どのように取り組むか
簡単に言うと、年度末にやっても満足なものはできません。ある幼稚園では、教育課程を担任に渡して、「訂正するところに赤入れて」とだけ言って提出させたあげく、その年は修正されなかった…などという、ひどい話も聞きます。これだと、担任が苦労するだけのものになっていますよね。
これは、全く逆であってほしいです。「全体的な計画」「教育課程」は、特別な苦労をして直すものではありません。もちろん、監査のために存在するものでもありません。普段の保育で参考にできるものであるべきです。では、いつ、どのように見直しをするのか…ということを、この研修で知ってください。
具体的にはどんなものか
「全体的な計画」というワードで検索をしたときに出てくる画像の多くは、必要なことがほとんど書いてありません。監査のためなどではない、普段の保育に使える「全体的な計画」がどのようなものかを知ってください。研修では、実際の全体的な計画を見て頂いた上で、それを使って指導計画を作成する方法、見直しの方法をお伝えします。
新任の先生が月案を書くのも楽になります
ちょっと見方を変えると、新任の先生が月案を書く負担をぐっと少なくできます。「全体的な計画」とどう関係があるの???と思われるかもしれませんが、今回お伝えする方法を実践すると、ずいぶん楽になります。もちろん、新任の先生ばかりではなくて、ある程度経験があっても月案を書くのが苦手な職員がいる場合は、この方法をオススメします。昔ながらのやり方に囚われている方にはオススメしませんが。
研修概要
保育指導案が書ける人なら分かる全体的な計画や教育課程の見直し方(実践編)
10月15日(日)22:00~23:00
10月30日(月)22:00~23:00
ZOOMにてオンラインで行います。
どちらかご都合のつく方にご参加ください。
- 「全体的な計画・教育課程とは何か」が分かります
- 基本的な書き方と、何を書けば良いかが分かります
- いつ、どのように取り組めば簡単にできるかが分かります
- 実際どのように作成し、見直すかということを見ることができます
- カリキュラム・マネジメントとは何かが分かります
- 新任が月案を作成するのも今よりずっと楽になることが分かります
以上が分かる内容になっています。
参加方法
研修の参加は、noteで受け付けています。次のリンク先のnoteには、この記事と同じ内容が書かれていて、最後に研修の申し込みができるようにしてあります。