できるだけ無理することなく「小学校との接続」ができる保育研修のお知らせです

実は私、某キャリアアップ研修で、3年続けて小学校との接続について講師をしています。気に入って頂けているのだろうなと思いますが、まず、誤解の無いようハッキリ申し上げておきます。「小学校に入学するまでに座れるようにしておきましょう」「先生の話を聞けるように」などということとは、真逆と言っても過言ではない提案をしています。

「普通」の接続の取り組みでは無理がある

なぜ、そんな提案をしているかというと、いわゆる「普通」の取り組み方を追求して、私自身が現場でとても苦労した経験があるからです。いわゆる「普通」の取り組み方とは違うことを始めて、やっと上手くいきました。それをみなさんに知って頂きたいんです。

また、いわゆる「普通」の取り組み方をして、形だけの取り組みになり、労力ばかりを費やして実態は何も変わっていないところがいくつもあります。それを知って頂きたいんです。

小学校との接続が難しいのはなぜ?

もう答えを言ってしまうんですが、

  • 異校種、園への理解が足りていない

根っこはこの1点です。

理解が足りていないと、相手にとんでもない要求をするし、実態とかけ離れたカリキュラムができあがります。ハッキリ言ってしまうと、「入学までに子ども達がこれをできるように」に取り組んでいるうちは上手くいかないんですよ。そこを抜け出して、子どもに即した取り組みを始めてからがスタートです。

では、具体的にどうするか…というのが今回の研修です。上手くいかないやり方を具体的に知っておくと、そこに何年も費やすことなく先に進めると思いませんか?

小学校の先生が何を求めているか

保育現場にいる人達って、本当に真面目なんですよ。厳しい言い方になりますが、真面目すぎて、小学校の先生達に忖度しているケースが多いのではと思います。小学校の先生が本当に求めていることは何なのか、それが小学校との接続に、どんな意味があることなのかを知ってください。

要録には何を書くのか

「小学校の先生は、要録に何を書いてほしいと思っているか」ということも、よく質問されます。この質問も、「小学校の先生が何を求めているか」とつながっていますよね。ただでさえ書くのが大変な要録を、小学校の先生に求められていることまで考えて、結果、それを求められていなかったら…。この研修内で、要録に何を書くかということも知ってください。

幼保小の架け橋プログラムとは?

文科省が推進している取り組みで、今後、どの小学校も園も取り組んでいくのでしょうが、まともに向かうと大変です。リンク先のPDFは文字がビッシリで54ページほどありますが、興味のある人は読んでみてください。これも、まず考えるべきはどこなのか、どの部分を取り入れるか、後回しにするか、研修内でハッキリさせます。
https://www.mext.go.jp/content/20220405-mxt_youji-000021702_3.pdf

研修概要

無理しない小学校との接続を考える
10月23日(日)
22:00~23:00

第2回
10月30日(日)
21:30~22:45(いつもと違う時間です。要注意)
ZOOMにてオンラインで行います。

第1回と第2回は、ほぼ同じ内容ですが、第2回の方は少しゆっくり話します。

画像

これらを知りたい人は、noteの記事から申込みをしてください。

無理しない小学校との接続を考える

https://note.com/forhoikusha/n/n69f1f1076000

もしくは、月1回以上の研修を受けられる方はオンラインサークルに加入された方がお得です。
月30回ほどの催しがあり、その中から好きなものに好きなだけ参加できるサブスクリプション方式です。

https://note.com/forhoikusha/membership

ABOUTこの記事をかいた人

管理人のUCHI(うち)といいます。 公立幼稚園、幼保園、大学の附属で働いていた元幼稚園教諭。 現在、島根保育塾代表。仕事を効率化するだけなら簡単です。しかし、保育の質を落とさず(むしろ上げながら)効率化することは、現場を経験した人間でないと、なかなか上手くできません。「保育の質を上げる」「労働時間の短縮」これを両立させるための記事を書いていきます。あなたの園に合わせた方法を知りたい人は、お問い合わせくださいね。