あなたは普段、園のブログを書くときに、どれくらいの時間をかけていますか?10分?30分?それとも1時間?今回の記事は、日々の様子をブログで書くときに気をつけたいことをまとめました。園によって、園長が1人で書いていたり月に1度は担任が書いていたりと、状況はいろいろですよね。ただ、速く書く方法は同じです。
最速でブログを書くために1番大事なこと
最速でブログを書くために1番大事なことは、写真を先に選ぶことです。文章に合った写真を選ぶほど時間がかかることはありません。書きたいことが決まったら、まず写真を選んで…ではなくて、とにかく先に写真を選びます。写真に合わせて文章を書くんです。あなたが今読んでいるようなブログだと、内容にある程度合った写真であれば十分ですが、園のブログは違います。「同じ子どもばかり載せていないか」「顔出しNGの子どもが写っていないか」「文章に合っているか」など、いろいろと条件がありますよね。中には写真しか見ずに文章を読まない保護者さんもいます。とにかく、1番先に1番良い写真を選びましょう。それに合わせて文章を書くことが最速への第一歩です。
写真の説明は基本1枚分
写真の内容を説明することは、基本的に1記事につき1枚だけにしましょう。何度も言うようですが、1番時間がかかるのは写真を選ぶことです。特に、「文章に合わせて間に写真を入れる」ということをすると、本当に時間がかかります。状況を詳しく伝えたい気持ちは分かりますけどね。状況を伝えるための写真ではなく、とにかく楽しそうな写真、状況ではなくて子どもの様子が伝わる写真を選びます。載せたい写真が何枚かあるのなら、最後にまとめて載せましょう。
型を決める
園のブログを書くときには、迷わないように型を決めてしまいましょう。「これが正解」というものはありません。書く回数が一番多い人が、一番書きやすい書き方を決めてしまえば良いです。たとえばこんな感じです。
- 題名
- 写真(1枚だけ)
- 日付
- 文をPCの画面で3~4行程度(まず簡潔にできごとを1文で。その後状況を詳しく)
- 他に載せる写真があればまとめて載せる
実際に例を書いてみました。1つ目は幼稚園の設定です。写真はCheryl HoltによるPixabayからの画像です。
題名 どこに行こうかな
5月19日
入園して1ヶ月半。くま組(3歳児)は、今まで園庭で行ったことのない場所に探検に行ってみました。出かける前にお話をしているとき、AちゃんとBちゃんは「どこ行こう」と言った後顔を見合わせて満面の笑顔。言葉通り、手をつないで園庭の端の方まで探検した2人。他の子ども達も思い思いの場所に行って遊びました。お気に入りの場所が見つかったかな?
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写真を何枚も載せたいなら、この後にまとめて載せれば良いですよね。
もう1つ、同様に書いてみますね。写真はАдель ШариповаによるPixabayからの画像です。
題名 魅力再発見
9月22日
特別なことは何もしてない1日に、園庭の魅力を再発見しました。○○保育所では、虫取りをするために、園庭の一角にあえて草を残しています(他にも理由はありますが)。虫取りアミを持たず、そこに入って行ったCちゃんとDちゃん。たまたま飛んできた綿毛に大はしゃぎで、その後もそこら中の草を観察することに。だんだんと人数が増えて、植物の観察会のようになりました。
ブログのために写真を選ばない
最速でブログを書くために、ブログのために写真を選ぶことを止めましょう。これだけ聞いてもワケが分からないですね。写真は保育の振り返りをするときに見返しましょう。その時に、その日1番印象に残った写真を選びます。それをブログの担当者に、一言添えて渡します。ブログの担当者は、聞いたことをブログ向けの文に直して書くだけです。もちろん、必要であれば、園長、所長に確認をしてもらってくださいね。
詳しく長い文章を書いても、隅々まで読む人はほとんどいません。短い文でも良いので、頻繁に更新しましょう。全クラスを書くのが負担であれば、1日1クラスだけにするなど、いろいろと方法はありますよね。
もしあなたが保育関係者なら、「保育塾ベーシック」についての詳しい内容を読んでみてください。保育塾の研修・ワークショップの1部を3日に1度メールでお届けします。
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保育塾代表
2人の娘の父親
公立幼稚園・幼保園・大学の附属幼稚園で勤務の後、保育塾を立ち上げる。
ラッパ吹き。小学生を中心に、20年以上いろんなバンドを指導しています。保育士・幼稚園教諭のみなさんが、ほんの少しだけ余裕をもって仕事ができたら、プラスの循環が生まれます。
ほんの少しだけ余裕をもって仕事ができたら、ほんの少しだけ子どもが落ち着いて、そうするとまた、ほんの少しだけ余裕ができて、効率良く仕事ができる方法を調べたりして・・・
そんなプラスの循環の始めの一歩、小さな余裕を生み出すお手伝いをしています。あなたが読んだこの記事が、そんな始めの一歩になったら嬉しいです。