環境構成・援助の引き出しを10倍に増やす思考ツール(実践編)「子どもの反応が段違い!◯◯になりきる対応」

Q.ある園では、年中児と4年生の交流があります。あなたが関わるとしたら、どんな意図をもって、どのように交流を行いますか?

今回の研修では、この質問に答えてもらいます。

…というとハードルが高いでしょうから、希望された方だけに答えてもらおうと思っています。でも、考えてみてくださいね。この話の後、小学校との交流と、他園との交流の事例をいくつかお伝えします。

さて、「環境構成・援助の引き出しを10倍に増やす思考ツール」という名前で何度も研修を行っていますが、今回が最後です。今頃になって真面目な話をすると、保育指針にも幼稚園教育要領にも、こども園の教育・保育要領にも、1番最初のところに「保育(教育)は環境を通して行う」というようなことが書いてあるんですよ。

1番最初に書いてあるということは、それだけ大事だということです。
研修の最初に、まずは保育指針や教育要領の確認をしていきます。

環境の中でも「人的環境」ということが難しいというか、少し分かりづらい書き方をしてあるというか、具体的なことが分かりにくいと思いますので、今回、単独で取り上げています。

「人的環境」を考える時に「いろいろな人と関わる」ということも出てくるかと思います。ということで、まずは交流の話から始めます。コロナ禍で、行事や交流の機会が減った園もあるでしょう。そこをどのように対応しているかという事例もお伝えします。そして、上手く対応しても、やっぱり足りない部分はあるということも考えていきましょう。

それから、「ではどうするか」を考えます。ここで考えたいのが、「保育者の多様な関わり」「保育者の様々な役割」なんですよ。これらは元々必要なものですが、人と関わる機会が減っているであろう昨今、ますます必要な援助になっているのではないでしょうか。

たとえば、幼稚園教育要領に、保育者の役割の例として「理解者」「共同作業者」という言葉が登場します。具体的にどのような関わり方か、考えたことはありますか?そして、他にどんな役割があると思いますか?このようなことを考えて保育をしたことが無い。園で話題になったことが無い。という状況であれば、ぜひ研修を受けてみられることをオススメします。

研修概要

研修名:環境構成・援助の引き出しを10倍に増やす思考ツール(実践編)
    子どもの反応が段違い!◯◯になりきる対応
期日 :1月8日(日)
時間 :22:00~23:00
ZOOMにて、オンラインで行います。

「環境を通して保育を行う」ということが大事だということを、保育指針や教育要領で確認した後、交流や「保育者の多様な関わり」「保育者の様々な役割」について、事例を通して考えていく研修です。「役割」について、意識してこなかった方はぜひご参加ください。子どもの反応が違ってきますよ。

参加方法

この研修には、次のnoteの記事からご参加ください。

環境構成・援助の引き出しを10倍に増やす思考ツール(実践編)「子どもの反応が段違い!◯◯になりきる対応」

それでは、1月8日(日)の22:00に、研修で会えることを楽しみにしています。

ABOUTこの記事をかいた人

管理人のUCHI(うち)といいます。 公立幼稚園、幼保園、大学の附属で働いていた元幼稚園教諭。 現在、島根保育塾代表。仕事を効率化するだけなら簡単です。しかし、保育の質を落とさず(むしろ上げながら)効率化することは、現場を経験した人間でないと、なかなか上手くできません。「保育の質を上げる」「労働時間の短縮」これを両立させるための記事を書いていきます。あなたの園に合わせた方法を知りたい人は、お問い合わせくださいね。