【保護者の心をつかむ】保育所・幼稚園のおたより(10月)の文例50選




「いろいろ忙しすぎて・・・。お便りのあいさつとかサッと終わらせたい。」「書き出しはいいとして本題にどうやってつなげよう。」などで悩んでいる、保育所・幼稚園の先生方、今日で全部解決です。

この記事では、保育所・幼稚園のおたよりにぴったりな書き出し方を紹介しています。

 

おたよりの書き出しは、基本的に

  1. 季節のあいさつ
  2. 子どもの様子

の順番です。

まずそこを押さえておきましょう。

 

おたよりの書き出しができるかどうかは「慣れ」です。

保育指導案は、発達やこれまでの子どもの姿など、いろいろなことを考慮しないといけないので難しいですよね。

でも、おたよりは、いろんな例文を見て、自分が担任している子ども達の姿に合わせて、例文をちょっと変えるだけです。この記事に書いてある「季節のあいさつ」と「子どもの様子」を組み合わせて使ってくださいね。

組み合わせた後に、少しずつ自分の言葉に変えていきましょう。

そのうち、全部自分の言葉で書けるようになってきます。

季節のあいさつ(10月)の文例

天気や行事のことを伝えたいとき

  • 10月になり、やっと秋らしくなってきました。
  • 運動会にピッタリの、気持ちのいい天気が続きます。
  • 運動会の活動で汗をかいた体に、心地よい風が感じられます。
  • 保育室の中にいても爽やかな風を感じられる今日この頃です。
  • 外遊びが気持ちいい季節となりました。
  • 見上げると、空の高さに秋を感じられます。
  • 衣替えの季節がやってきましたね。
  • 今週は日中もかなり涼しくなってきました。
  • 季節外れの寒さが続きます。

もちろん地域によりますが、10月頭は驚くほど暑いときもあり、下旬には「そろそろ雪が・・・」というところもありますよね。「時候の言葉は・・・」などと考えると難しくなります。10月のお便りを出すときの天気を、そのまま書けばいいんです。「運動会の時には暑かったのに、急に寒くなってもうコタツが出たわ。」を、保護者向けに、もう少し丁寧に書くだけです。

植物や生き物の様子を伝えたいとき

  • 散歩に行く先々でススキが目立つようになってきました。
  • どこに行ってもドングリがたくさん見つかります。
  • 園庭のクロガネモチに赤い実がたくさんなっています。葉っぱには字が書けるんですよ。
  • ◯◯さんがアケビの実を持ってきてくださいました。
  • サツマイモの葉っぱの色が少し変わってきました。そろそろ収穫時です。
  • 茶色いカマキリを見つけると「秋になったな」という感じがします。

 

植物の様子を伝えたいときも、天気と同じで今現在の様子をそのまま書けばいいです。「秋だよね」ということを伝えたいのなら、何かの実について書くと秋らしさが分かりやすいですね。

生き物も、見つかった生き物をそのまま書けば、いくらでも文が書けますよ。どの生き物が見つかっても、それが季節の生き物です。

一応注意をしておきますが、地域による違いがあるので、植物や生き物の実際の様子を見て書いてくださいね。

ただ、生き物は、ものすごく苦手な人もいるので、あまりリアルな表現は避けた方が無難です。

季節のあいさつを少し丁寧にするとき

おたよりの書き出しは、基本的に

  1. 季節のあいさつ
  2. 子どもの様子

の順番で書きます。

 

でも、一般的な手紙などは次のように書きますよね。

錦秋の候、貴社ますます御隆昌にてお慶び申し上げます。平素は格別のご厚誼にあずかり、厚く御礼申し上げます。

先程まで例をあげていた、天気のことや、植物の様子は、「錦秋の候」の部分です。ということは、その後の「貴社ますます~」とか、「平素は格別の~」の部分は、普段のクラス便りには書いてない人も多いということです。

おたよりを丁寧に書きたいときには、もう少し書き加えましょう。

「貴社ますます ~」の部分を書きたいのなら、保護者のことに気持ちを向けていることが分かる文にします。

「平素は格別の~」の部分は、保護者へのお礼です。

  • 行事が続き、保護者のみなさんもお疲れのことと思います。
  • ご家庭でも季節の物を目にされることがありますでしょうか。
  • みなさんにご協力いただき、運動会を無事に終えることができました。
  • 保護者のみなさんに、お花などを持ってきて頂くおかげで、保育室の中でも季節を感じることができます。

かしこまってしまうと難しいですね。最近お世話になったことにお礼を言うと、書きやすいです。

子どもの様子(10月)の文例

子どもの様子は、できれば、季節のあいさつや、保護者へのお礼と関連付けましょう。

たとえば、

季節のあいさつで「涼しさ」を伝えたら、「涼しさ」に関して子どもがこんなことを言ったなどのエピソードを書く。

季節のあいさつで「植物」のことを取り上げたら、子どもの様子では、「植物」に対しての、子どもの言葉を取り上げる。

運動会へのお礼を書いたら、「運動会後も楽しんで走っていますよ」などを書く。

という具合です。

というよりも、子どもの姿で「これは伝えたい」というものを見付けた後、その時の天気や植物の様子をそのまま言葉にすれば上手くいくかもしれません。保護者がお便りで知りたいのは、天気や植物ではなく子どもの様子です。

 

天気や行事のことを伝えた文に続く子どもの様子

  • 子ども達は、毎日張り切ってリレーをしています。
  • 好きな遊びをするときも、ずっとリレーをしている子ども達です。
  • 涼しくなってきても、まだまだ汗をかくくらい動き回っている子ども達。水筒の中身が無くなることもあります。
  • 子ども達としては「秋は走るのに調度いいんだよ」だそうです。
  • 「雲の色が薄いねぇ」と気付いた子どももいましたよ。
  • 着替え袋の中身をチェックして、長袖と半袖を分けている姿も見られました。
  • 子ども達が遊んでいる様子を見ていると、「季節はあまり関係ないかもしれない」と思えてきます。とにかく元気な子ども達です。

植物や生き物について書いた文に続ける子どもの様子

  • 保育室の壁面をよく覚えていて「あ、一緒だ」「またあったよ」などと、見つける度に嬉しそうに声に出す子ども達です。
  • 園に持って帰って遊びに使おうと、ひたすら拾う子ども達。拾うこと自体が楽しくてしょうがない様子です。
  • 子ども達はみんな興味津々でのぞき込んでいます。
  • 子ども達の眼差しから、興味の大きさが分かります。

毎月書いてきて今さらですが、他の月に書いた姿も文として組み合わせることができますので参考にしてくださいね。

たとえば9月の文

  • 怖くて触れないので大騒ぎです。でも興味津々で、捕まえてもいないのに、飼う準備が始まりました。
  • あっという間に子ども達が寄ってきて、ジッと◯◯を眺めています。

 

季節のあいさつを少し丁寧にした文に続ける文

  • これから段々と寒くなってきます。とっても元気な子ども達について行けるよう、お互いに身体には気をつけましょうね。
  • 運動会でやった年中の競技は、あれからさらにパワーアップして、毎日楽しんでいます。
  • おかげさまで、子どもたちは毎日のように~しています。
  • 花や実は、眺めて気持ちを落ち着けることや、子ども同士の会話のきっかけにもなっていますよ。

それぞれの記事につなげる言葉

おたよりの書き出しができても、それぞれの記事につなげる言葉で手が止まることがありますよね。月初めにお便りを出す場合と、月の途中でお便りを出す場合の、両方の例をあげておきます。

月初めの場合

  • 他にも先月の姿を紹介しますね。
  • こんな姿もありましたよ。
  • 10月の成長も楽しみです。
  • 10月はどんな姿が見られるか、楽しみですね。
  • 今月は、次のような「ねらい」と「予定」です。

月中頃や月終わりの場合

  • 10月には、他にも楽しいこといっぱいでした。
  • 10月に見られた素敵な姿は、こんなにたくさんありましたよ。
  • 子どもたちの成長を、他にもお伝えしますね。
  • 10月の子ども達は、他にこんな姿が見られました。
  • 10月のエピソードは、まだまだたくさんありますよ。

それぞれの文をつなげると

これまで紹介した、それぞれの文をつなげてみますね(さらに追加した表現もあります)。自分でつなげるときは、文の意味が通るように、適当に変えながらつなげましょう。分からないときは、誰かに聞けばいいんです。

あくまでも、主となるのは子どもの姿です。実際に見られた子どもの姿、発言を中心にして、前後の文をつなげていきましょう。

  • 10月になり、やっと秋らしくなってきました。今、○〇組は保護者のみなさんに持ってきて頂いたお花などで、季節感に溢れています。子どもたちが興味津々で見つめているのはもちろんのこと、気持ちを落ち着けることや、子ども同士の会話のきっかけにもなっていますよ。みなさんにご協力頂いているおかげで、今月もたくさんの成長が見られそうです。

 

  • 運動会の活動で汗をかいた体に、心地よい風が感じられます。子ども達としては「秋は走るのに調度いいんだよ」だそうです。運動会では、ますます元気にたくましくなった子どもたちの姿、期待していてくださいね。それでは先月に見られた姿を、他にも紹介しますね。

 

  • 今週は日中もかなり涼しくなり、散歩に行く先々でススキが目立つようになってきました。子どもたちは保育室の壁面をよく覚えていて「あ、壁と一緒だ」「またあったよ」などと、見つける度に嬉しそうに声に出しています。
  • サツマイモの葉っぱの色が少し変わってきました。そろそろ収穫時です。子どもたちは保育室の壁面をよく覚えていて「あ、壁にも黄色い葉っぱがあった」「この葉っぱも緑じゃない」などと、発見したことを嬉しそうに声に出しています。

こんな感じで、同じ例文を使っても、植物や子どもの言葉を替えると、いくらでも違う文章が作れます。

 

  • 保育室の中にいても爽やかな風を感じられる今日この頃です。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。先日の運動会は、みなさんにご協力いただき、無事に終えることができました。運動会でやった年中の競技は、あれからさらにパワーアップして、毎日楽しんでいます。10月には、他にも楽しいこといっぱいでしたよ。

 

  • 少し寒いくらいの今日この頃です。先日は、自分で着替え袋の中身をチェックして、長袖と半袖を分けている姿も見られましたよ。これから段々と寒くなってきます。とっても元気な子ども達について行けるよう、お互いに身体には気をつけましょうね。10月の子ども達は、他にこんな姿が見られました。

まとめ

おたよりの書き出しは、基本的に

  1. 季節のあいさつ
  2. 子どもの様子

の順番です。

ちょっと丁寧に書きたいときには、保護者への気遣いやお礼の言葉も書き加えます。

本当に大事なのは、「こんな風に育ったよ」「こんな姿があったよ」という中身です。書き出しに悩む時間はもったいないですよ。この記事の例文をつなげてサッと書き出しを終わらせ、中身を充実させましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

管理人のUCHI(うち)といいます。 公立幼稚園、幼保園、大学の附属で働いていた元幼稚園教諭。 現在、島根保育塾代表。仕事を効率化するだけなら簡単です。しかし、保育の質を落とさず(むしろ上げながら)効率化することは、現場を経験した人間でないと、なかなか上手くできません。「保育の質を上げる」「労働時間の短縮」これを両立させるための記事を書いていきます。あなたの園に合わせた方法を知りたい人は、お問い合わせくださいね。