【保護者の心をつかむ】保育所・幼稚園のおたより(12月)の文例50選




「また今月もおたよりを書くのか・・・。」「書き出しはできたけど、次につながらない。」などと思っている、保育所・幼稚園の先生方、今日で全部解決です。

この記事では、保育所・幼稚園の、12月のおたよりにぴったりな書き出し方を紹介しています。

 

おたよりの書き出しは、基本的に

  1. 季節のあいさつ
  2. 子どもの様子

の順番です。

まずそこを押さえておきましょう。

 

おたよりの書き出しができるかどうかは「慣れ」です

保育指導案は、発達やこれまでの子どもの姿など、いろいろなことを考慮しないといけないので難しいですよね。

でも、おたよりは、いろんな例文を見て、自分が担任している子ども達の姿に合わせて、例文をちょっと変えるだけです。この記事に書いてある「季節のあいさつ」と「子どもの様子」を組み合わせて使ってくださいね。

組み合わせた後に、少しずつ自分の言葉に変えていきましょう。

そのうち、全部自分の言葉で書けるようになってきますよ。

季節のあいさつ(12月)の文例

天気や行事のことを伝えたいとき

  • 今年の冬は、思ったよりも暖かいですね。
  • 朝晩の冷え込みが辛い今日この頃です。
  • 毎日、車の窓が白いのを眺めながら、冬を実感しています。
  • 今月になって3度目の雪ですね。
  • 冬本番がやってきたと感じられる毎日です。
  • 保育所の玄関に、クリスマスツリーが登場しました。
  • 空は暗い日が続きますが、園の中はだんだん明るく飾り付けられています。
  • 間もなくおもちつきの日がやってきます。

例年通りでも、例年より暖かくても、どちらでも良いので、12月のお便りを出すときの天気を、そのまま書けばいいんです。「なんか冬のつもりだったけど、11月より暖かいくらいで、もう本当ワケ分かんないよね」を、保護者向けに、もう少し丁寧に書くだけです。天気のことが分からなければ、行事のことを書けばいいんです。

植物や生き物の様子を伝えたいとき

  • 先月植えたパンジーが、園庭で寒そうに並んでいます。
  • 雪の中、スイセンが凜と立っています。
  • 椿の花言葉は「控えめな素晴らしさ」だそうです。
  • 今年はなんとアロエの花が咲きました!なかなか咲かないらしいんですけど、冬に咲くってご存知でしたか?
  • ついに、待ちに待った大根を収穫するときがやってきました。
  • 先日、カマキリが園庭にいたんです。今までどうやって生きてきたんでしょうか。

植物の様子を伝えたいときも、天気と同じで今現在の様子をそのまま書けばいいです。寒い中ですが、よく見てみると、植物はあちこちに見つかります。天気のことを伝えるよりも、「え?そうなんだ」と、保護者さんの印象に残る文を書くことができるかもしれませんよ。

もちろん地域によりますが、12月になっても、意外な虫を見かけることがあります。ビックリするくらいボロボロなことがあって…。見るだけでも命のことを学ぶことになるので、ぜひ、おたよりにも取り上げてくださいね。

一応注意をしておきますが、地域による違いがあるので、植物や生き物の実際の様子を見て書いてくださいね。

ただ、生き物は、ものすごく苦手な人もいるので、あまりリアルな表現は避けた方が無難です。

季節のあいさつを少し丁寧にするとき

おたよりの書き出しは、基本的に

  1. 季節のあいさつ
  2. 子どもの様子

の順番で書きます。

 

でも、一般的な手紙などは次のように書きますよね。

寒冷の候、貴社いよいよご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご厚誼にあずかり、厚く御礼申し上げます。

先程まで例をあげていた、天気のことや、植物の様子は、「寒冷の候」の部分です。ということは、その後の「貴社いよいよ~」とか、「平素は格別の~」の部分は、普段のクラス便りには書いてない人も多いということです。

おたよりを丁寧に書きたいときには、もう少し書き加えましょう。

「貴社ますます ~」の部分を書きたいのなら、保護者のことに気持ちを向けていることが分かる文にします。

「平素は格別の~」の部分は、保護者へのお礼です。

  • 何かと慌ただしい年の瀬ですが、保護者のみなさまは、いかがお過ごしでしょうか。
  • この時節、ご家庭では、お忙しい毎日を過ごしていらっしゃることと思います。
  • もちつき大会では、みなさんにご協力を頂き、おいしいおもちを食べることができました。改めまして、ありがとうございました。
  • みなさまのご協力のおかげで、今年も無事に終わることができそうです。

かしこまってしまうと難しいですよね。

最近お世話になったことにお礼を言うと、書きやすいですよ。

子どもの様子(12月)の文例

子どもの様子は、できれば、季節のあいさつや、保護者へのお礼と関連付けましょう。

たとえば、

季節のあいさつで「寒さ」を伝えたら、「寒さ」に関して子どもがこんなことを言ったなどのエピソードを書く。

季節のあいさつで「植物」のことを取り上げたら、子どもの様子では、「植物」に対しての、子どもの関わり方を取り上げる。

保育所の行事へのお礼を書いたら、「関連してこんな姿が見られています」などを書く。

という具合です。

というよりも、子どもの姿で「これは伝えたい」というものを見付けた後、その時の天気や植物の様子をそのまま言葉にすれば上手くいくかもしれません。

保護者がお便りで知りたいのは、天気や植物よりも、子どもの様子です。

天気や行事のことを伝えた文に続く子どもの様子

  • 12月になり、さすがに園庭を走る姿は減ってきました。が、雪となると話は別です。変わらず元気いっぱい走っています。
  • 雪が降っても汗をかくって・・・。外で思い切り遊んだ後は、着替えて保育室内で落ち着いた活動をしています。
  • 登園すると、すぐに園庭の氷ができるスポットをチェックして、大きな氷をゲットする子ども達です。
  • クリスマスパーティーの飾り作りに余念がない子どもたち。次々と新しい飾りを思い付き、壁面に飾り付けていきます。
  • 最近の子ども達は、冬に関しての興味が大きいようで、「読んで」と持ってくる絵本も、冬や雪に関するものが多くなっています。
  • 「おもちができたらどうやって食べるか」で、30分も話し続けることができるなんて・・・。もちつき大会を本当に楽しみにしている子ども達です。
  • 先日は、サンタクロースがどうやって家に入ってくるかという話を延々としていました。「大人はサンタクロースの手伝いをして、玄関からオモチャを運んでいる」という話をすると、もし、見つかったときも大丈夫ですよ。

植物や生き物について書いた文に続ける子どもの様子

  • 寒い中で立っている植物のことが、いつも気にかかる子ども達は、葉っぱをかけたり傘をさそうとしたりしています。
  • 「花言葉」というものがあることを知った子ども達は、図鑑を見て、自分が好きな花を探し始めました。
  • 子ども達にとっては、「冬に咲く花は少ない」という感覚はまだ無い様子です。他にどんな花があるか、探してみることにしました。
  • 大根を収穫してから何を作るかを考えてみました。案外たくさんのメニューを知っている子ども達です。漬物は、ハードル高いですね。
  • いつもは虫を見ると飛びつく子どもたちも、弱っている様子を見て、思うところがあったようです。捕まえようとしませんでした。

季節のあいさつを少し丁寧にした文に続ける文

  • 園の方では、身の周りの物を整理するなど、少しずつ静的な活動を増やし、年末を迎える予定です。
  • 2学期に描いた絵の整理をしたり新年の壁面を作ったりと、子ども達も新しい年になるのを楽しみにしていますよ。
  • 子ども達は、もう来年のおもちつきに向け、「力をつける」と秘密のトレーニングを始めました(詳しくは後日、掲示板に写真を載せます)。
  • 今年と同様、来年も子ども達にとって豊かな年になるよう、共に保育をしていきましょうね。

それぞれの記事につなげる言葉

おたよりの書き出しができても、それぞれの記事につなげる言葉で手が止まることがありますよね。月初めにお便りを出す場合と、月の途中でお便りを出す場合の、両方の例をあげておきます。

月初めの場合

  • では、最近見られた姿を、他にもお伝えしますね。
  • この姿に関連して、先月は次のような姿もありましたよ。
  • 今月は、どんな姿があるのでしょう。次の予定で過ごしていきたいと思います。
  • 12月の成長を楽しみにして下さいね。予定は以下の通りです。
  • さて、今月ねらいは次のようになっています。

月中頃や月終わりの場合

  • それでは、今月注目の出来事を他にも紹介しますね。
  • 今月見られた素敵な姿、お伝えしていきますね。
  • では、今月の姿をもう少しお伝えします。
  • そんな子ども達の姿を振り返り、今月は、今年の10大ニュースをお伝えします。

それぞれの文をつなげると

これまで紹介した、それぞれの文をつなげてみますね(さらに追加した表現もあります)。自分でつなげるときは、文の意味が通るように、適当に変えながらつなげましょう。上手くつながらないときは、誰かに聞けばいいんです。

あくまでも、主となるのは子どもの姿です。実際に見られた子どもの姿や発言を中心にして、前後の文をつなげていきましょう。

  • 今年の冬は、思ったよりも暖かいですね。この時節、ご家庭では、お忙しい毎日を過ごしていらっしゃることと思います。園の方では、身の周りの物を整理するなど、少しずつ静的な活動を増やし、年末を迎える予定です。それでは、今月見られた素敵な姿、お伝えしていきますね。
  • 毎日、車の窓が白いのを眺めながら、冬を実感しています。一方で子ども達は、雪が降っても汗をかくくらい遊んでいます。外で思い切り遊んだ後は、着替えて保育室内で落ち着いた活動をしています。たとえば、身の周りの物を整理するなど、少しずつ静的な活動を増やし、年末を迎える予定です。それでは、今月見られた素敵な姿、お伝えしていきますね。

上の2つのように、つなげ方を変えると、同じ文を使って何通りも組み合わせることができます。

  • 冬本番がやってきたと感じられる毎日です。今年はなんとアロエの花が咲きました!なかなか咲かないらしいんですけど、冬に咲くってご存知でしたか?寒い中で立っている植物のことが気にかかる子ども達は、暖かくしようと囲いを作り始めました。優しい気持ちが伝わってきますね。この姿に関連して、先月は次のような姿もありましたよ。

 

  • 最近の子ども達は、冬に関しての興味が大きいようで、「読んで」と持ってくる絵本も、冬や雪に関するものが多くなっています。保育所の玄関には、クリスマスツリーが登場し、これからますます、興味が増していくことでしょう。それでは、今月注目の出来事を他にも紹介しますね。

↑これは、子どもの姿がスタートのパターンです。

 

  • 空は暗い日が続きますが、園の中はだんだん明るく飾り付けられています。クリスマスパーティーの飾り作りに余念がない子どもたちは、次々と新しい飾りを思い付き、壁面に飾り付けていきます。今月も素敵な姿がたくさんありますよ。それでは、お伝えしていきますね。

 

  • 冬本番がやってきたと感じられる毎日です。先日は、今月になって3度目の雪が降りましたね。12月になり、さすがに園庭を走る姿は減ってきましたが、雪となると話は別です。変わらず元気いっぱい走っています。そんな子ども達の姿を振り返り、今月は、今年の10大ニュースをお伝えします。

↑これは、冒頭で天気のことを2文続けるパターンです。

  • クリスマスパーティーの飾り作りに余念がない子どもたち。次々と新しい飾りを思い付き、壁面に飾り付けていきます。先日は、サンタクロースがどうやって家に入ってくるかという話を延々としていました。「大人はサンタクロースの手伝いをして、玄関からオモチャを運んでいる」という話をすると、もし、見つかったときも大丈夫ですよ。
    それでは、今月見られた姿を、他にも紹介していきますね。

↑子どもの姿+子どもの姿パターンもアリです。

  • 何かと慌ただしい年の瀬ですが、保護者のみなさまは、いかがお過ごしでしょうか。先日のもちつき大会では、みなさんにご協力を頂き、おいしいおもちを食べることができました。改めまして、ありがとうございました。子ども達は、もう来年のおもちつきに向け、「力をつける」と秘密のトレーニングを始めました(詳しくは後日、掲示板に写真を載せます)。今年と同様、来年も子ども達にとって豊かな年になるよう、共に保育をしていきましょうね。

↑保護者への言葉をいくつも重ねるパターンです。今さらですが、各記事につなげる言葉は、あっても無くても構わないですよね。

まとめ

おたよりの書き出しは、基本的に

  1. 季節のあいさつ
  2. 子どもの様子

の順番です。

ちょっと丁寧に書きたいときには、保護者への気遣いやお礼の言葉も書き加えます。

本当に大事なのは、「こんな風に育ったよ」「こんな姿があったよ」という中身です。書き出しに悩む時間はもったいないですよ。この記事の例文をつなげてサッと書き出しを終わらせ、中身を充実させましょう。

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管理人うち@uchi70794834|Twitter)

保育塾代表
2人の娘の父親
公立幼稚園・幼保園・大学の附属幼稚園で勤務の後、保育塾を立ち上げる。
ラッパ吹き。小学生を中心に、20年以上いろんなバンドを指導しています。

保育士・幼稚園教諭のみなさんが、ほんの少しだけ余裕をもって仕事ができたら、プラスの循環が生まれます。

ほんの少しだけ余裕をもって仕事ができたら、ほんの少しだけ子どもが落ち着いて、そうするとまた、ほんの少しだけ余裕ができて、効率良く仕事ができる方法を調べたりして・・・

そんなプラスの循環の始めの一歩、小さな余裕を生み出すお手伝いをしています。あなたが読んだこの記事が、そんな始めの一歩になったら嬉しいです。




ABOUTこの記事をかいた人

管理人のUCHI(うち)といいます。 公立幼稚園、幼保園、大学の附属で働いていた元幼稚園教諭。 現在、島根保育塾代表。仕事を効率化するだけなら簡単です。しかし、保育の質を落とさず(むしろ上げながら)効率化することは、現場を経験した人間でないと、なかなか上手くできません。「保育の質を上げる」「労働時間の短縮」これを両立させるための記事を書いていきます。あなたの園に合わせた方法を知りたい人は、お問い合わせくださいね。