【保護者の心をつかむ】保育所・幼稚園のおたより(3月)の文例100選




「3月は1年のしめくくりだから、書き出しをちょっと変えたい」「書き出しはできたけど、2文目が続かない」などで悩んでいる、保育所・幼稚園の先生方、今日で全部解決です。

この記事では、保育所・幼稚園の、3月のおたよりにぴったりな書き出し方、文例を紹介しています。

おたよりの書き出しは、基本的に

  1. 季節のあいさつ
  2. 子どもの様子

の順番ですからね。まずそこを押さえておきましょう。

おたよりの書き出しができるかどうかは「慣れ」です。いろんな例文を見て、自分が担任している子ども達の姿に合わせて、ちょっと変えるだけです。「季節のあいさつ」と「子どもの様子」を組み合わせて使ってくださいね。

季節のあいさつ(3月)の文例

寒さを伝えたいとき

  • 暦の上では3月ですが、寒い日が続いていますね。
  • 3月になっても、まだまだ寒い日が続きます。
  • 間もなく春分の日とは思えないほどの寒さですね。
  • 3月とはいえ、寒い日が続いています。
  • まだまだ雪が降り続く今日この頃、
  • 3月に入っても雪がやみませんね。
  • 季節外れの雪が続いています。
  • 朝はまだ冷たい空気に息が白くなりますね。

暖かさを伝えたいとき

  • 寒さの中にも、少しずつ暖かい日差しが感じられるようになってきました。
  • 日に日に寒さも和らぎ、暖かさが感じられるようになりました。
  • 朝はまだ寒いですが、日中は暖かい日が増えてきましたね。
  • 昼夜の寒暖の差が大きく、昼は汗ばむほどの日もありますね。
  • 春の陽気を感じられる日が増えてきました。
  • 暖かな日差しで、春の訪れを感じられます。
  • やわらかな日差しが、春を運んできてくれたようです。
  • 春の日差しが、園庭の雪をすっかり溶かしてくれました。
  • 園舎内でも、暖かな日差しを感じられるようになりました。

植物の様子を伝えたいとき

  • 雪の間から、◯◯が顔を出しました。
  • 園庭にツクシが並び始めました。
  • 木々の芽吹きに、春を感じられる頃となりました。
  • 待ちわびた春に、園庭の植物が芽吹き始めました。
  • 秋に子ども達が植えた、チューリップのつぼみがふくらんできました。
  • 園庭では、花壇の花がきれいに咲き始めました。
  • ◯◯のつぼみがわずかに色づき、間もなく修了の季節だと思い起こさせます。
  • 通りの◯◯がほころんで、春めいてきました。

具体的な植物を書くと、いくらでも例文ができてしまうのでこれくらいにしておきます。「色づく」「ほころぶ」などを使うと、咲く前の状態でも、おたよりの書き出しに取り上げることができます。植物が少ない園でも、「通りの」など、園の近所の様子を取り上げることはできますよ。

「今年度もあと少し」ということを伝えたいとき

  • あっという間に1年が過ぎ、残りわずかとなりました。
  • 今年度も間もなく終わりです。
  • あと少しで、◯◯組とはさよならです。
  • あと半月で、新しいクラスになりますね。
  • ◯◯組で過ごした1年は、本当にあっという間でした。

季節のあいさつを少し丁寧にするとき

おたよりの書き出しは、基本的に

  1. 季節のあいさつ
  2. 子どもの様子

の順番で書きます。

でも、一般的な手紙などは次のように書きますよね。

春寒の候、貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

先程まで例をあげていた、寒さや暖かさ、植物の様子は、「春寒の候」の部分です。ということは、その後の「貴社ますます~」とか、「平素は格別の~」部分は、普段のクラス便りには書いてない人も多いということです。

少し丁寧に書きたいときには、もう少し書き加えましょう。

「貴社ますますご盛栄のことと~」の部分を書きたいのなら、保護者のことを気遣う文にします。

「平素は格別のご高配を~」の部分は、保護者へのお礼です。

  • 保護者のみなさま、いかがお過ごしでしょうか。
  • みなさん、いかがお過ごしですか?
  • 体調はいかがでしょうか。
  • 体調管理にはお気を付けください。
  • みなさん元気でお過ごしですか?
  • 体調に気をつけて過ごしましょう。
  • 寒さに負けず、元気に過ごしましょう。
  • しっかり食べて、体力をつけましょう。
  • 風邪に負けないよう、バランスのとれた食事にしましょうね。
  • いつも園の活動にご協力いただき、ありがとうございます。
  • 先月は発表会の準備に多大な協力をいただき、無事に終えることができました。
  • みなさんのご協力のおかげで、インフルエンザが流行することなく◯◯組になれそうです。

最近あった行事などへのお礼を書けば、例文に頼らなくても書けるようになりますよ。

子どもの様子(3月)の文例

子どもの様子は、できれば、季節のあいさつや、保護者へのお礼と関連付けましょう。

たとえば、

季節のあいさつで「暖かい」ということを伝えたら、「子ども達が園庭で元気に遊んで汗をかいた」などのエピソードを書く。

季節のあいさつで「タンポポ」のことを取り上げたら、子どもの様子では、タンポポを見た子どもの言葉を取り上げる。

保護者へのお礼で、先月の発表会のことを書いたら、発表会で見せた遊びがさらに発展して盛り上がっていることを書く。

という具合です。

寒さについて書いた文に続ける子どもの様子

  • 寒さに負けず、園庭に飛び出していく子ども達です。
  • 寒い中でも、みんなで外遊びを楽しんでいます。
  • 部屋の中でカルタやすごろくなどを楽しんでいる子ども達。自分達で言葉を考えた、自作のカルタやすごろくも登場しましたよ。
  • 先週から作り始めたカマクラは、子ども達5人が入れる大きさになりました。
  • 外で遊びたい子ども達が、窓の外を眺めてこんなことを言っていました。
  • 息が白くなることを発見した子ども達。「部屋の中を白くする!」「息を合わせないと。」と言って、みんなで揃えて息を吐いていました。
  • ◯◯組では、ひたすら縄跳びをしています。汗をかくくらい温まりますよ。

暖かさについて書いた文に続ける子どもの様子

  • 午前中は遊具の周りに陽が当たり、日なたぼっこをしています。
  • 園庭で走り回る子ども達は、すぐに汗をかくくらいです。
  • やっと遊具で遊べるようになり、みんな大歓声でしたよ。
  • 暖かい日差しの中で、給食中に眠くなる子どももいます。
  • 先日は、待ちに待った、散歩に出かけました。
  • 砂場では、2学期にしていた温泉の遊びが再開しました。温かくする方法を研究中らしいですよ。

植物について書いた文に続ける子どもの様子

  • タンポポがどこから来るか、不思議に思った子ども達。「先生が持ってきた?」「空から降ってくる?」「夜歩いてきた?」などと、可愛い答えがたくさんありましたよ。
  • ツクシを食べることができると知った子ども達は、大きく育つように水やりを始めました。
  • 木の芽を発見した子ども達。「ふゆめがっしょうだん」の絵本を手に持って、園庭を探検しています。
  • 散歩に出かけると、いろいろな花が咲いているのを見付けては、歓声を上げる子ども達です。
  • 「いつ咲くの?明日?」などと言いながら、チューリップのつぼみを眺めています。

「今年度ももう少し」について書いた文に続ける子どもの様子

  • ◯◯組になることを楽しみにしている子ども達です。
  • 「◯◯組になったら、シロちゃん(ウサギ)のお世話するよ。」と、みんな今からやる気いっぱいです。
  • 「もう◯◯組さんだから、手伝わないで。」と、頼もしい言葉も聞かれました。
  • みんな修了(進級)を心待ちにしています。
  • 「◯◯組になるためには部屋に入るときに5回ジャンプをしないといけない」という不思議な噂が流れ、子ども達はみんなジャンプをしてから部屋に入っています。
  • 修了証書を格好良くもらえるよう、遊びの中で、「修了証書をもらうごっこ」も始まりました。園長先生役も上手ですよ。

子どもの様子は、今見られている姿をそのまま書けばいいので、いくらでもかけますよね。

伝えたい姿を先に考えて、それに合わせて季節のあいさつを選んだ方が書きやすいと思います。子どもの姿をしっかり書けば、季節のあいさつは例文と全く同じでも大丈夫です。

保護者への気遣いやお礼を書いた文に続ける子どもの様子

  • 子ども達も体調に気をつけて、来年度を迎えたいと思います。
  • 子ども達は元気いっぱいで、園庭を走り回っています。
  • 先日は、なんと全員が給食を残さずに食べることができました。
  • 子ども達は、苦手な食べ物も少しずつ頑張って食べようとしています。大人も見習いたいですね。
  • 保育所でも、手洗い、うがいなど、みんなで体調に気をつけて過ごしています。
  • ◯◯組の子ども達は、毎日しっかりと手洗い、うがいをしていますよ。
  • 発表会で見て頂いたダンスは、まだ楽しんでいます。もう一回見てもらいたいくらい、ダイナミックになっていますよ。
  • 発表会での◯◯ゲームは、さらにレパートリーが増えました。帰りの会で毎日楽しんでいます。

それぞれの記事につなげる言葉

おたよりを月初めに出すか、月終わりに出すかで、書く内容は違ってきますので、両方の場合を載せています。

月初めの場合

  • さて、今月は次のような予定で過ごしていきたいと思っています。
  • 今月の予定は、次のようになっています。
  • 3月の予定は次の通りです。
  • 最後の一ヶ月が充実したものとなるようにしたいですね。
  • こんな素敵な子ども達なので、今月は以下のことを「ねらい」にしました。
  • このような姿を基に、3月は次のような「ねらい」にしています。
  • これらの姿を考慮して、3月の「ねらい」を次のように定めています。

月終わりの場合

  • それでは、他の姿も紹介していきますね。
  • 3月は、他にもたくさん素敵な姿がありました。順番に紹介します。
  • 3月に見られた育ちは、他にもたくさんありましたよ。
  • 子ども達が育ったことは、まだまだたくさんあります。それは・・・
  • 他にも、3月に見られた姿の一部を紹介しますね。
  • さらに、次の4つの場面を紹介します。
  • 今月も「ほっこりする姿」「頑張った姿」「思わず笑った姿」が、たくさんありましたよ。
  • 今月は1年の締めくくりです。この1年で育った姿を紹介します。

それぞれの文をつなげると

これまで紹介した、それぞれの文をつなげてみます。自分の書き方に合わせて、書きやすいように変えながらつなげてみてくださいね。

1番伝えたいのは子どもの姿です。伝えたい子どもの姿を中心にして、前後に文をつなげていきましょう。

月初めに出すおたよりの場合

  • 3月になっても、まだまだ寒い日が続きます。 保護者のみなさま、いかがお過ごしでしょうか。 子ども達は、元気で修了式を迎えることを意識して、手洗い、うがいを今まで以上にしっかりするようになりましたよ。本当に頼もしくなりました。そこで、3月は次の4つを「ねらい」としています。

  • 昼夜の寒暖の差が大きく、昼は汗ばむほどの日もあります。園庭で走り回る子ども達は、すぐに汗をかくくらいです。 体調には気をつけましょうね。 汗をかいた服はすぐに着替えるなど、ご家庭でも配慮をお願いいたします。さて、今月は次のような予定で過ごしていきたいと思います。

  • 園庭では、花壇の花がきれいに咲き始めました。もうすぐ咲きそうな花の前で、「咲くまで見てる。」と、ずっと待っている子ども達。大人としては、「どうせなら咲く瞬間を見てほしい」と思いますよね。でも、何の変化も無いつぼみを集中して見ている、今の瞬間が大事なんです。今月は、「今大事にしたい子どもの姿」を特集してお伝えします。

  • あと1ヶ月で、新しいクラスになりますね。「もう◯◯組さんだから、手伝わないで。」という、頼もしい言葉も聞かれました。3月は 「もう◯◯組さんだから」という気持ちを大事に、次のような「ねらい」で過ごしています。

季節のあいさつを2つつなげるパターンもありです。

  • 春の日差しが、園庭の雪をすっかり溶かしてくれました。 園舎内でも、暖かな日差しを感じられます。 春の暖かさに、給食中、眠くなる子どももいましたよ。それでも頑張って、目は閉じかけているのに口は動いていました。そんな「頑張ろうとする姿」を大事にして、3月の生活をしていきたいですね。

  • やわらかな日差しが、春を運んできてくれたようです。 前庭にツクシが頭をのぞかせました。ここ数日、子ども達は夢中でツクシ探しをしています。洗濯前に、ポケットの中を確認してくださいね。

月終わりに出すおたよりの場合

  • 今年度もあともうわずかです。年長の子ども達から、園で飼っているウサギの世話をお願いされた◯◯組さん。「年長になったら、シロちゃん(ウサギ)のお世話するよ。」と、みんな今からやる気いっぱいです。今月は他にも、年長になることに期待をもった姿がたくさん見られましたよ。

  • 春の陽気を感じられる日が増えてきました。間もなく◯◯組での生活も終わります。最近は「はな組さんになったら」「はな組さんはこうしてるよ」などと、新しいクラスへの期待感をもっていることが分かる言葉が多く聞かれるようになりました。この1年で、ずいぶん育ったことが感じられます。今年度最後の「◯◯だより」は、1年間で育った姿をお伝えしますね。

  • 3月も終わりになり、やっと暖かくなってきましたね。みなさんの体調はいかがでしょうか。おかげさまで、インフルエンザが流行することなく進級できそうです。その前に、今回の「◯◯だより」で1年間の成長をふりかえり、みなさんにお伝えしようと思います。

  • 秋に子ども達が植えた、チューリップのつぼみがふくらんできました。子ども達も花開き、小学校に進学しようとしています。この1年で、本当にたくさんの成長が見られました。最後の「◯◯だより」では、紙面をいつもの倍にして、子ども達の成長を紹介します。

  • 朝はまだ寒いですが、日中は暖かい日が増えてきましたね。◯◯組の生活もあと少しです。最後まで思い切り遊び、手洗い、うがいもしっかりしていこうと思います。1年間 、思い切り遊んできた◯◯組さん。今回は、そんな姿を振り返り、みなさんにお伝えします。

まとめ

おたよりの書き出しは、基本的に

  1. 季節のあいさつ
  2. 子どもの様子

の順番です。

ちょっと丁寧に書きたいときには、保護者への気遣いやお礼の言葉も書き加えましょう。

大事なのは書き出しよりも中身。書き出しに悩む時間がもったいないです。書き出しはサッと書いて、中身を充実させましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

管理人のUCHI(うち)といいます。 公立幼稚園、幼保園、大学の附属で働いていた元幼稚園教諭。 現在、島根保育塾代表。仕事を効率化するだけなら簡単です。しかし、保育の質を落とさず(むしろ上げながら)効率化することは、現場を経験した人間でないと、なかなか上手くできません。「保育の質を上げる」「労働時間の短縮」これを両立させるための記事を書いていきます。あなたの園に合わせた方法を知りたい人は、お問い合わせくださいね。