【保護者の心をつかむ】保育所・幼稚園のおたより(8月)の文例50選




「8月なのに涼しい日もあるんだけど、どうする?」「書き出しはいいとして、2文目が続かない」などで悩んでいる、保育所の先生方、今日で全部解決です。

この記事では、保育所のおたよりにぴったりな書き出し方を紹介しています。

 

おたよりの書き出しは、基本的に

  1. 季節のあいさつ
  2. 子どもの様子

の順番です。

まずそこを押さえておきましょう。

 

おたよりの書き出しができるかどうかは「慣れ」です。

保育指導案は、発達やこれまでの子どもの姿など、いろいろなことを考慮しないといけないので難しいですよね。

でも、おたよりは、いろんな例文を見て、自分が担任している子ども達の姿に合わせて、ちょっと変えるだけです。この記事に書いてある「季節のあいさつ」と「子どもの様子」を組み合わせて使ってくださいね。

組み合わせた後に、少しずつ自分の言葉に変えていきましょう。

そのうち、全部自分の言葉で書けるようになってきます。

 

季節のあいさつ(8月)の文例

天気のことを伝えたいとき

  • 8月に入って、やっと夏らしくなってきました。
  • 日中は一気に温度が上がり、ジリジリと日が照りつけています。
  • 夏真っ盛りですね。真夏日を一気に通り越して、猛暑日が続きます。
  • 夏本番、カラリと気持ち良く晴れる日が多いのは、この地域ならではですね。
  • 梅雨が明けたはずなのに、8月に入ってから雨が降っていますね。
  • 今年の夏は、例年よりも涼しく、過ごしやすかった(過ごしやすい)ですね。
  • 東京では、2003年以来、16年ぶりの寒い7月だったそうです。8月の天気は、どうなるんでしょうね。
  • 間もなく8月も終わりですね。少しずつ秋めいてきたように思います。
  • いつの間にか、ほほをなでる風に、秋を感じられるようになってきました。

「8月イコール真夏」とか、「時候の言葉は・・・」なんて考える必要はありません。8月になってからの天気を、そのまま書けばいいんです。「夜は暑くて寝苦しいのに、朝は寒くて、風邪引きそうだわ。」を、保護者向けに、もう少し丁寧に書くだけです。

 

植物や生き物の様子を伝えたいとき

  • あまりの暑さに、鉢植えのトマトも少しグッタリしています。
  • みんなで種をまいたアサガオが、あっという間に子ども達の背を超えていきました。
  • ゴーヤのカーテンが青々と茂り、強い日差しを防いでくれます。
  • カエルが鳴くときって、本当に雨が降るんですね。気圧の変化を感じ取るらしいです。
  • 前庭のサルスベリが満開です。そろそろ夏も終わりですね。
  • 園庭のブルーベリーは、今が食べ頃です。
  • 水温が高くなると、メダカも夏バテを起こします。私たちと一緒ですね。

植物の様子を伝えたいときも、今現在の様子をそのまま書けばいいです。「もうすぐ咲きそうだな」というものでも、季節を感じることができますね。

一応注意をしておきますが、地域によって花の咲く時期は違うので、ここの文は、そのまま写さないでくださいね。

生き物は、ものすごく苦手な人もいるので、あまりリアルな表現は避けた方が無難かもしれません。

 

季節のあいさつを少し丁寧にするとき

おたよりの書き出しは、基本的に

  1. 季節のあいさつ
  2. 子どもの様子

の順番で書きます。

 

でも、一般的な手紙などは次のように書きますよね。

晩夏のみぎり、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。毎度格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

※「晩夏のみぎり」に出てくる「晩夏」とは、8月の終わりのことです。丁寧に書きたいからといって、上の文をそのまま写して8月頭のおたよりを出すと、おかしなことになります。

先程まで例をあげていた、天気のことや、植物の様子は、「晩夏のみぎり」の部分です。ということは、その後の「時下ますます~」とか、「毎度格別の~」の部分は、普段のクラス便りには書いてない人も多いということです。

 

おたよりを丁寧に書きたいときには、もう少し書き加えましょう。

「時下ますます ~」の部分を書きたいのなら、保護者のことに気持ちを向けていることが分かる文にします。

「毎度格別の~」の部分は、保護者へのお礼です。

 

  • 寝苦しい夜が続きますが、みなさん、お元気でしょうか。
  • 朝は急に涼しくなる日も出てきました。体調にはお気をつけください。
  • みなさんにお手伝いいただいた、プール掃除・片付けと共に、夏が終わりました。ありがとうございました。
  • 先日は奉仕作業にご協力いただき、ありがとうございました。

かしこまってしまうと難しいですね。最近お世話になったことにお礼を言うと、書きやすいです。

 

子どもの様子(8月)の文例

子どもの様子は、できれば、季節のあいさつや、保護者へのお礼と関連付けましょう。

たとえば、

季節のあいさつで暑いことを伝えたら、子ども達が「暑い中、どんな姿を見せていたか」などのエピソードを書く。

季節のあいさつで「生き物」のことを取り上げたら、子どもの様子では、「生き物」に対しての、子どもの言葉を取り上げる。

先月のPTA活動に対するお礼を書いたら、その後、子どもがどんな姿をしているかを書く。

という具合です。

 

というよりも、子どもの姿の中から「これは伝えたい」というものを見付けて、その時の天気や植物の様子を言葉にした方が上手くいくかもしれません。

 

天気のことを伝えた文に続く子どもの様子

  • 汗をいっぱいかきながらも、走らずにはいられない、元気な子ども達です。
  • 雨が勢いよく降ると、園庭に飛び出していく子ども達。激しく降るほど濡れてみたいようです。
  • プールとシャワーで汗を流しても、またすぐに汗だくです。水分補給をして、しっかり体調管理をしていこうと思います。
  • 子ども達は水浴びに慣れてきて、先日、始めて1歳児用のプールに入ってみました。
  • エアコンが効いた保育室で遊ぶよりも、外遊びがしたい子ども達です。暑い中ですので、様子を見ながら、涼しい時間帯に外で遊んでいます。
  • 「今日は秋?」という声も聞こえてきました。
  • 涼しい分だけプールで遊べません。先日はついに、プールが苦手なはずの子どもまで「プール入りたい。」と言っていました。久し振りに入ったときは、全員が歓声をあげて楽しみましたよ。

 

植物や生き物について書いた文に続ける子どもの様子

  • 子ども達は、優しい気持ちから、1日に何度も水やりをしたがります。最近やっと、昼に水やりをしてはいけないことが理解できるようになってきました。
  • 「もうこんなに大きくなってたよ。」と、確認と報告が必ず毎朝あります。
  • みんな、水槽の前に座って、真剣に中をのぞき込んでいます。
  • 不思議なもので、花が咲いているとき、子ども達は木に登ろうとしません。
  • ◯日にジャムにするのを、とても楽しみにしている子ども達です。

 

季節のあいさつを少し丁寧にした文に続ける子どもの様子

  • 園のお昼寝では、子ども達の様子を見ながら室温・湿度の管理を徹底しています。毎日ぐっすり眠っていますよ。
  • 市内では◯◯が流行っているようです。幸い、当園では誰も発症していません。十分気をつけて見ていきたいと思います。ご協力をよろしくお願いいたします。
  • プールが片付けられ、広くなった園庭では、さっそくリレーが始まっています。
  • 子ども達はみんな、溝掃除で出てきたザリガニに夢中です。

 

それぞれの記事につなげる言葉

おたよりの書き出しができても、それぞれの記事につなげる言葉で手が止まることがありますよね。月初めにお便りを出す場合と、月の途中でお便りを出す場合の、両方の例をあげておきます。

 

月初めの場合

  • 先月は、他にも次のような姿が見られました。
  • さあ、8月も楽しみに過ごしていきましょう。
  • 今月の予定は、次のようになっています。
  • こんな子ども達を待っている、楽しい予定は次の通りです。
  • 今月、子ども達は、他にどんな姿を見せてくれるでしょうか。

月中頃や月終わりの場合

  • 8月には次のような姿もありました。
  • 8月に見られた姿を、他にも詳しくお伝えします。
  • 他にもいろいろと、素敵な場面がありましたよ。
  • 他に次のようなことが育った8月でした。
  • 8月の出来事を、まとめてお伝えしますね。

 

それぞれの文をつなげると

これまで紹介した、それぞれの文をつなげてみますね。自分でつなげるときは、書き方に合わせて、適当に変えながらつなげてみてください。

あくまでも、主となるのは子どもの姿です。「このおたより、読みたいな」と思ってもらえるよう、子どもの姿、発言を中心にして、前後の文をつなげていきましょう。

  • 夏真っ盛りですね。真夏日どころか猛暑日が続く今日この頃、みなさん、お疲れは出ていませんか?子ども達は、プールとシャワーで汗を流しても、またすぐに汗だくです。水分補給をして、しっかり体調管理をしていこうと思います。さあ、8月も元気で過ごしていきましょう。

 

  • 日中は一気に温度が上がり、ジリジリと日が照りつけています。◯◯組の前では、ゴーヤのカーテンが青々と茂り、強い日差しを防いでくれます。1日に何度も水やりをしたがっていた子ども達ですが、最近は、昼に水やりをしてはいけないことが理解できるようになってきました。8月は他にも、次のような育ちが見られていますよ。

 

  • 梅雨明けのはずが、8月に入ってから雨の日が多くなってきました。子ども達は、雨が勢いよく降るほど、濡れてみたいようです。でも、先日死んでしまった、カエルのケロちゃんのお墓には、濡れないように傘をさす姿が多く見られます。こんな優しい姿が、他にもたくさんありますよ。詳しく紹介しますね。

 

  • 水温が高くなると、メダカも夏バテを起こします。私たちと一緒ですね。みなさん、元気にお過ごしでしょうか。園では、子ども達の様子を見ながら室温・湿度の管理を徹底しています。子ども達はみな、しっかり寝て、給食もしっかり食べ、暑くても元気いっぱいで過ごしています。それでは、今月の予定をお伝えしますね。

 

  • 間もなく8月も終わりですね。少しずつ秋めいてきたように思います。みなさんにお手伝いいただいたおかげでプールが片付き、広くなった園庭では、子ども達がさっそくリレーをしています。10月の運動会に向かって、チームで協力することが増えていきますが、8月にも、それにつながる姿がたくさんありました。詳しくお伝えします。

 

まとめ

おたよりの書き出しは、基本的に

  1. 季節のあいさつ
  2. 子どもの様子

の順番です。

ちょっと丁寧に書きたいときには、保護者への気遣いやお礼の言葉も書き加えます。

本当に大事なのは、「こんな風に育ったよ」「こんな姿があったよ」という中身です。書き出しに悩む時間はもったいないですよ。この記事の例文をつなげてサッと書き出しを終わらせ、中身を充実させましょう。

関連記事はコチラ

 

他にも、保育を充実させるために、サラッと済ませたいことはいろいろあります。たとえばピアノです。8月に歌いたい・聞きたい曲をまとめたので、参考にしてくださいね。

 

8月の壁面に困っている人は、次の記事を参考にしてください。


 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。「もっといろいろと知りたい」という方は、ホームページや、このサイトの記事が一覧になったサイトマップをご覧ください。

ツイッターの方も、よろしくお願いします。
管理人うち@uchi70794834|Twitter)。




ABOUTこの記事をかいた人

管理人のUCHI(うち)といいます。 公立幼稚園、幼保園、大学の附属で働いていた元幼稚園教諭。 現在、島根保育塾代表。仕事を効率化するだけなら簡単です。しかし、保育の質を落とさず(むしろ上げながら)効率化することは、現場を経験した人間でないと、なかなか上手くできません。「保育の質を上げる」「労働時間の短縮」これを両立させるための記事を書いていきます。あなたの園に合わせた方法を知りたい人は、お問い合わせくださいね。