【保護者の心をつかむ】保育所・幼稚園のおたより(1月)の文例50選




「冬の天気なんて毎月一緒だから書き出しが・・・。」「書き出しはできたけど、次につながらない。」などと思っている、保育所・幼稚園の先生方、今日で全部解決です。

この記事では、保育所・幼稚園の、1月のおたよりにぴったりな書き出し方を紹介しています。

 

おたよりの書き出しは、基本的に

  1. 季節のあいさつ
  2. 子どもの様子

の順番です。

まずそこを押さえておきましょう。

 

おたよりの書き出しができるかどうかは「慣れ」です

保育指導案は、発達やこれまでの子どもの姿など、いろいろなことを考慮しないといけないので難しいですよね。

でも、おたよりは、いろんな例文を見て、自分が担任している子ども達の姿に合わせて、例文をちょっと変えるだけです。この記事に書いてある「季節のあいさつ」と「子どもの様子」を組み合わせて使ってくださいね。

組み合わせた後に、少しずつ自分の言葉に変えていきましょう。

そのうち、全部自分の言葉で書けるようになってきますよ。

季節のあいさつ(1月)の文例

天気や行事のことを伝えたいとき

  • 冬本番、すっかり寒くなってきました。
  • 先日降った雪は、◯◯地方では5年ぶりだそうですね。
  • 昼間の穏やかな日差しがありがたい今日この頃です。
  • 今朝、園に向かう途中の温度計がマイナス10℃でした。マイナス2桁を初めて見たので驚いています。
  • 正月に降った雪で、まず、子ども達の嬉しそうな顔が思い浮かびました。
  • 年末に園庭で作った雪だるまが、まだ元気に残っています。
  • お正月の生活はいかがでしたか?
  • 休み明け、園ではさっそくお餅つきを行います。

当然のことですが、小笠原や沖縄などは平気で20度超えますし、地域によって気候は全く違います。とにかく、1月のお便りを出すときの天気を、そのまま書けばいいんです。「四季があるとか言ってるけど、ここら辺は夏夏夏春だよね」を、保護者向けに、もう少し丁寧に書くだけです。天気のことが分からなければ、行事のことを書けばいいんです。旧暦でやるところは、なおさらです。

植物や生き物の様子を伝えたいとき

  • ◯◯公園の梅の花がそろそろ咲きそうです。
  • 黄梅(オウバイ)ってご存知ですか?梅のことだと思っていましたが、違うんですね。
  • 雪の中、葉ボタンの淡い色がキレイです。
  • ◯◯さんから冬イチゴを頂きました。
  • メジロ、ヒヨドリ、ウグイスと、園庭では数種類の鳥が見られます。
  • その年に降る雪の量で、カマキリは卵を産む高さを変えるそうです。本当なら今年は大変な雪になりますね。

植物の様子を伝えたいときも、天気と同じで今現在の様子をそのまま書けばいいです。寒い中ですが、よく見てみると、植物はあちこちに見つかります。天気のことを伝えるよりも、「え?そうなんだ」と、保護者さんの印象に残る文を書くことができるかもしれませんよ。

もちろん地域によりますが、園庭に実がなる木があると、けっこうな数の鳥がやってきます。知らないからこそ、子どもと同じ目線で見ることができますよ。

一応注意をしておきますが、地域による違いがあるので、植物や生き物の実際の様子を見て書いてくださいね。

ただ、生き物は、ものすごく苦手な人もいるので、あまりリアルな表現は避けた方が無難です。

季節のあいさつを少し丁寧にするとき

おたよりの書き出しは、基本的に

  1. 季節のあいさつ
  2. 子どもの様子

の順番で書きます。

 

でも、一般的な手紙などは次のように書きますよね。

中冬の候、貴社ますます御隆昌にてお慶び申し上げます。平素は当店を御利用いただき御厚情のほど、心より御礼申し上げます。

先程まで例をあげていた、天気のことや、植物の様子は、「中冬の候」の部分です。ということは、その後の「貴社ますます~」とか、「平素は当店を~」の部分は、普段のクラス便りには書いてない人も多いということです。

おたよりを丁寧に書きたいときには、もう少し書き加えましょう。

「貴社ますます ~」の部分を書きたいのなら、保護者のことに気持ちを向けていることが分かる文にします。

「平素は当店を~」の部分は、保護者へのお礼です。

  • ご家庭では、新春をいかがお過ごしでしたでしょうか。

※「ご家族そろって穏やかな新春を過ごされたことと思います」というような言い方もできますが、要注意です。ご家族そろわない家庭もあると思います。また、穏やかではなかったかもしれません。

  • 初春の候、保護者の皆様にはいよいよご清祥のこととお慶び申し上げます。
  • 新春の候、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。

1月のお便りですので、たまには丁寧なあいさつをしても良いですよね。
※初春、新春という言葉や、「年頭のご挨拶」という言葉は、月終わりのお便りでは使わない方が無難です。

よく分からないのなら、「今年もよろしくお願いします」の方を言いましょう。

  • 保護者の皆様のおかげで、休み明け、無事スタートできました。本年もよろしくお願いいたします。
  • 今年も精一杯、保育をしていきます。皆様、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

子どもの様子(1月)の文例

子どもの様子は、できれば、季節のあいさつや、保護者へのお礼と関連付けましょう。

たとえば、

季節のあいさつで「雪」を伝えたら、「雪」に関して子どもがこんなことを言ったなどのエピソードを書く。

季節のあいさつで「植物」のことを取り上げたら、子どもの様子では、「植物」に対しての、子どもの関わり方を取り上げる。

という具合です。

というよりも、子どもの姿で「これは伝えたい」というものを見付けた後、その時の天気や植物の様子をそのまま言葉にすれば上手くいくかもしれません。

保護者がお便りで知りたいのは、天気や植物よりも、子どもの様子です。

子どもの様子を伝えようとすると、月初めのお便りは、長期休み明けだと書きづらいですね。

天気や行事のことを伝えた文に続く子どもの様子

  • 毎朝、登園してすぐに、氷が張っているポイントをチェックして回る子ども達です。容器に水を入れて、氷を作る実験もしています。
  • 雪が降ってくると気になってしょうがない子ども達です。今月もいっぱい雪で遊びましょうね。
  • 雪が降らないこの地域では、雪遊びはできません。でもその分、冬でも広い場所で毎日思い切り走りまわっている子ども達です。
  • 雪が降ってほしい子ども達は、みんなで空に向かってお祈りを始めています。「雪乞い」のようです。
  • 子ども達を見ていると、冬という季節を感じられません。「暑い。」とか「シャツになりたい。」って・・・
  • 季節がら、室内で遊ぶことが多くなり、あっという間に製作物が増えてきました。展示会ができそうです。
  • 「お正月におもちを何個食べたか」という話をしたときには、途中からびっくりするような数が出てきました。お餅つきの時に、お餅が足りるんでしょうか。

植物や生き物について書いた文に続ける子どもの様子

  • 散歩に行くと、「見たことあるよ」「◯◯組に飾ってあるね」など、園で見たものと、自然の中にある実物がつながります。
  • 冬に咲く花を調べることが面白くなり、図鑑を眺める日々が続く子ども達です。
  • 寒い中でも、よく見てみると植物や生き物の発見はいろいろとあります。
  • 初めて見た子どもも多く、興味津々で眺め「食べれる?」と質問していました。もちろん食べられません(食べられます)。
  • 鳴き声がする度、「何の音?」と子ども達に尋ねられますが、答えることができません…。どなたか鳥の鳴き声に詳しい方はいらっしゃいますでしょうか。

季節のあいさつを少し丁寧にした文に続ける文

  • 休み中の遊びは、3学期の姿に現れます。今年はカルタを経験した子どもが多いようですね。
  • 子ども達みんなが、特に大きな事故等もなく、休みを過ごせたようですね。
  • 休み前より、みんなずいぶん大きくなったように見えるのは気のせいでしょうか。
  • 子ども達は、2学期と変わらず元気に過ごしています。休み中、節度ある生活をしてくださったおかげだと思います。

それぞれの記事につなげる言葉

おたよりの書き出しができても、それぞれの記事につなげる言葉で手が止まることがありますよね。月初めにお便りを出す場合と、月の途中でお便りを出す場合の、両方の例をあげておきます。

月初めの場合

  • それでは、ここ数日で、さっそく見られた素敵な姿をお伝えしますね。
  • 今月は、大きくなったら何をしたいかを、みんなに聞いてみました。それではご覧下さい。
  • さあ、1月はどんな姿が見られるのでしょう。以下の予定で生活していきます。
  • さて、今月は次の「ねらい」となっています。

月中頃や月終わりの場合

  • では、今月見られた姿を他にも紹介していきます。
  • このような姿は、他にもたくさんありましたよ。
  • さらに、今月は次のような姿もありましたよ。
  • こんな素敵な姿が、他にも見られましたよ。

それぞれの文をつなげると

これまで紹介した、それぞれの文をつなげてみますね(さらに追加した表現もあります)。自分でつなげるときは、文の意味が通るように、適当に変えながらつなげましょう。上手くつながらないときは、誰かに聞けばいいんです。

あくまでも、主となるのは子どもの姿です。実際に見られた子どもの姿や発言を中心にして、前後の文をつなげていきましょう。

  • 冬本番、すっかり寒くなってきました。毎朝、登園してすぐに、氷が張っているポイントをチェックして回る子ども達です。容器に水を入れて、氷を作る実験もしています。さらに、今月は次のような姿もありましたよ。

 

  • お正月の生活はいかがでしたか?休み中の遊びは、3学期の姿に現れます。今年はカルタを経験した子どもが多いようですね。保護者の皆様のおかげで、休み明け、無事スタートできました。本年もよろしくお願いいたします。
    さて、今月は次の「ねらい」となっています。

 

  • 黄梅(オウバイ)ってご存知ですか?梅のことだと思っていましたが、違うんですね。冬に咲く花を調べることが面白くなり、図鑑を眺める日々が続く子ども達です。このような、興味をもって自分から関わっていく姿は、他にもたくさんありましたよ。

 

  • 昼間の穏やかな日差しがありがたい今日この頃です。雪が降ってほしい子ども達は、みんなで空に向かってお祈りを始めています。「雪乞い」のようです。子ども達を見ていると、冬という季節を感じられません。「暑い。」とか「シャツになりたい。」って・・・
    さて、今月見られた姿を、他にも紹介していきますね。

 

  • 正月に降った雪で、まず、子ども達の嬉しそうな顔が思い浮かびました。お正月におもちを何個食べたか」という話をしたときには、途中からびっくりするような数が出てきました。お餅つきの時に、お餅が足りるんでしょうか。
    それでは、ここ数日で、さっそく見られた素敵な姿をお伝えしますね。

 

  • 初春の候、保護者の皆様にはいよいよご清祥のこととお慶び申し上げます。
    子ども達は、2学期と変わらず元気に過ごしています。休み中、節度ある生活をしてくださったおかげだと思います。今年も精一杯、保育をしていきます。皆様、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

  • その年に降る雪の量で、カマキリは卵を産む高さを変えるそうです。本当なら今年は大変な雪になりますね。季節がら、室内で遊ぶことが多くなり、あっという間に製作物が増えてきました。展示会ができそうです。では、今月見られた姿を他にも紹介していきますね。

 

  • 先日降った雪は、◯◯地方では5年ぶりだそうですね。雪が降らないこの地域では、雪遊びはできません。でもその分、冬でも広い場所で毎日思い切り走りまわっている子ども達です。
    今月は、大きくなったら何をしたいかを、みんなに聞いてみました。それではご覧下さい。

まとめ

おたよりの書き出しは、基本的に

  1. 季節のあいさつ
  2. 子どもの様子

の順番です。

ちょっと丁寧に書きたいときには、保護者への気遣いやお礼の言葉も書き加えます。

本当に大事なのは、「こんな風に育ったよ」「こんな姿があったよ」という中身です。書き出しに悩む時間はもったいないですよ。この記事の例文をつなげてサッと書き出しを終わらせ、中身を充実させましょう。

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管理人うち@uchi70794834|Twitter)

保育塾代表
2人の娘の父親
公立幼稚園・幼保園・大学の附属幼稚園で勤務の後、保育塾を立ち上げる。
ラッパ吹き。小学生を中心に、20年以上いろんなバンドを指導しています。

保育士・幼稚園教諭のみなさんが、ほんの少しだけ余裕をもって仕事ができたら、プラスの循環が生まれます。

ほんの少しだけ余裕をもって仕事ができたら、ほんの少しだけ子どもが落ち着いて、そうするとまた、ほんの少しだけ余裕ができて、効率良く仕事ができる方法を調べたりして・・・

そんなプラスの循環の始めの一歩、小さな余裕を生み出すお手伝いをしています。あなたが読んだこの記事が、そんな始めの一歩になったら嬉しいです。




ABOUTこの記事をかいた人

管理人のUCHI(うち)といいます。 公立幼稚園、幼保園、大学の附属で働いていた元幼稚園教諭。 現在、島根保育塾代表。仕事を効率化するだけなら簡単です。しかし、保育の質を落とさず(むしろ上げながら)効率化することは、現場を経験した人間でないと、なかなか上手くできません。「保育の質を上げる」「労働時間の短縮」これを両立させるための記事を書いていきます。あなたの園に合わせた方法を知りたい人は、お問い合わせくださいね。