【書きづらいのには理由がある】ねらいで悩みすぎるのをやめると指導案が格段に書きやすくなる話

こちらは、保育塾のオンライン研修より「指導案はここから書く! ビックリするくらい書きやすくなる順番を教えます」の一部を公開してお届けする記事です。適切な指導案を書くには、「目の前にある用紙の左上から書き始めて下まで順番に埋める」ではない書き方があります。今回は、ねらいの書きづらさの理由に視点を当ててお届けします。

ねらいを書きづらいのには理由がある

あなたは「ねらい」決めるとき、どうやっていますか?

ある程度、適当なねらいにするのであれば、書きづらいことは何もないはずです。「発達に合ったねらい」「この年齢に合ったものを」「子どもの育ちが…」「これだと要求が高すぎないだろうか」等々、いろいろと考えると書きづらくなります。たとえ、本に書いてあるねらいを丸写ししたとしても、「本当にこのねらいは適切なのだろうか」を考えると、どれを選ぶのか迷いますよね。

ねらいを書きづらいのには理由がいくつかあります。「ねらいは結果目標みたいなものだから」というのが理由の1つです。「結果目標」という言葉は保育では耳なじみが無いでしょうから、例を出して説明しますね。

ねらいは結果目標のようなもの

ねらいは結果目標のようなものです。もちろん、結果目標そのものではありません。ですが、結果目標と通じる部分があるんです。ここが分かると、「ねらいを決めるときに長いこと悩んでも仕方ない」にも納得いくのではないでしょうか。

分かりやすいよう、営業さんの例を出しますね。

営業さんが朝礼で、「本日の売り上げ目標は100万です!」と言ったとしましょう。「売り上げ目標は100万円」というのは、「行動目標」だと思いますか?それとも「結果目標」だと思いますか?

営業さんが朝礼で、「本日はリスト100人分を作成して案内メールを送ります。午後から営業3件行きます。」と言ったとしましょう。「リスト100人分作成してメール」「営業3件」というのは、「行動目標」だと思いますか?それとも「結果目標」だと思いますか?

「行動目標」というのは、名前に入っているように、「自分がこんな行動をしよう」というものです。「結果目標」は、こちらも名前に入っているように「結果としてどうなるか」です。自分のことではないものも影響します。「売り上げ100万」は、お客さんがお金を出すから達成されることですよね。それに対して、行動目標の方は、お客さんの行動や気持ちに関係なく、自分ができることです。

指導案に書くことを同様に考えてみると、「ねらい」は子どもの言動、気持ちなので、結果目標のようなものです。「環境の構成」「援助」が行動目標のようなものですね。

「ねらいは適切か」「3歳の発達に合っているか」「表現を正確にしないと」…と、ねらいだけ見て突き詰めるのは、「売り上げ100万は適切か、もしかして、お客さんが出してくれるのは合計すると102万になるのでは」と営業の人が皮算用をするようなものです。

もちろん、ある程度の検討は必要です。「売り上げ1億が目標です」なんて、根拠も無く適当な目標をたてることはあり得ないのと同じで、年長で設定するような「ねらい」を3歳児に…なんてことはやめてくださいね。この記事でお伝えしているのは、あくまでも、突き詰めすぎても意味が無いという話です。

行動目標を考えているか

ちょっと厳しいことを言ってしまいますが、保育者の行動目標がおざなりになってしまっている人が多いのではと感じます。指導案でいうと、「環境の構成」「援助」の部分です。営業さんが行動せずに、「売り上げは100万かな」「いや、やっぱり150万はあってほしいな」と言っていても達成できるはずはありませんよね。保育者も、ねらいばかりに悩むのではなくて、「自分が何をするのか」の部分を考えていきましょう。

書くのが難しい他の理由

他にも、「時系列で考えると1番未来のことだから書きづらい」ということもあります。たとえば、月案なら、「1ヶ月先にはこんな姿であってほしい」ということを「ねらい」に書きますよね。物語の結末を1番最初に書くようなものです。1番最初に大体のことを決めておくのは必要なんですけど、結末の部分を詳細に書こうとすると難しいのは当然です。

これらの理由を踏まえて、「では、どのような順番で書こうか」ということを提案し、具体的に書き進める様子を見て頂く研修をしています。

研修の概要

研修名:指導案はここから書く!ビックリするくらい書きやすくなる順番を教えます
期日 :8月6日(日)
時間 :22:00~23:00
ZOOMにて、オンラインで行います。

研修に参加すると得られること

この研修に参加すると、週案や月案を書くときに次のようになっていきます。

  • 整合性を取りやすくなる
  • 子どもの発達に合ったものになる
  • 子どもの実態に寄り添ったものになる
  • 書く時間が大きく減る(これは人による)
  • 見通しをもちやすくなる

最初から書き始めて最後まで書く人、書きやすいところから何となく書く人は、ぜひこの研修を受けてください。

申し込みは、こちらのnoteからお願いします。
指導案はここから書く!ビックリするくらい書きやすくなる順番を教えます

 

今回の研修の内容は、保育塾ベーシックをよく読むと分かることです。「時間はかかってもいいから無料で知りたい」という人は「保育塾ベーシック」を読んでみてください。3日に1度メルマガを受け取って、半年くらい読んでいくと、今回の内容も分かってきます。研修は、1度で済みますし、パワーポイントを使ってあり、より分かりやすくなっています。早く知りたい人は研修を受けてください。
指導案はここから書く!ビックリするくらい書きやすくなる順番を教えます保育塾ベーシックの紹介

保育塾ベーシックと研修では、違う事例を取り上げていますので、より詳しく知りたい人は両方とも受けてください。

 

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管理人うち@uchi70794834|Twitter)

保育塾代表
2人の娘の父親
公立幼稚園・幼保園・大学の附属幼稚園で勤務の後、保育塾を立ち上げる。
ラッパ吹き。小学生を中心に、20年以上いろんなバンドを指導しています。

保育士・幼稚園教諭のみなさんが、ほんの少しだけ余裕をもって仕事ができたら、プラスの循環が生まれます。

ほんの少しだけ余裕をもって仕事ができたら、ほんの少しだけ子どもが落ち着いて、そうするとまた、ほんの少しだけ余裕ができて、効率良く仕事ができる方法を調べたりして・・・

そんなプラスの循環の始めの一歩、小さな余裕を生み出すお手伝いをしています。あなたが読んだこの記事が、そんな始めの一歩になったら嬉しいです。

ABOUTこの記事をかいた人

管理人のUCHI(うち)といいます。 公立幼稚園、幼保園、大学の附属で働いていた元幼稚園教諭。 現在、島根保育塾代表。仕事を効率化するだけなら簡単です。しかし、保育の質を落とさず(むしろ上げながら)効率化することは、現場を経験した人間でないと、なかなか上手くできません。「保育の質を上げる」「労働時間の短縮」これを両立させるための記事を書いていきます。あなたの園に合わせた方法を知りたい人は、お問い合わせくださいね。