あなたは保育中に、子どもの目の前でメモをとっていますか?安全面に目を向けると、ペンが危険かもしれないし、子どもから目を離すことにもなるので、保育中にメモをとらない人の方が多いのではと思います。ですが、保育中にメモをとることって、記憶のためだけでなく、意外な効果もあるんですよ。今回は、その意外な効果についてお伝えします。
保育中にメモをとるのは何のためなのか
保育中にメモをとるのは、何かを記憶しておくためですよね。子どもの言葉や行動を、一から十まで全部覚えておくことができる人はいませんから。安全のことを思うとメモを持たない方が良いでしょうが、年長にもなればそこまで気にしなくても大丈夫でしょう。メモをとらずに座り込んでお喋りしながら子どもを眺めている人よりも、メモをとっている人の方がずっと子どものことをよく見ています。メモは全部を書く必要はありません。保育後に思い出しやすくなるための、きっかけになれば十分なので、ポイントとなる言葉だけを書けば良いです。慣れると手元を見ずに書くこともできます。
手元を見ずに書く話をすると、特殊技能かのような反応をされることがあるのですが、特別なことではありません。この記事の冒頭に載せた画像のように、パソコンの画面を見ながら手元を見ずにメモをとるって、普通にあることですよね。
メモをとることで起こる意外な効果とは
メモをとってあると、記憶を呼び起こす補助となりますが、子どもの前でメモをとると、他の効果も現れます。主なものをお伝えしますね。大きく次の2つがあります。
- 子どもの記憶を呼び起こす補助にもなる
- 可視化でき子どもに分かりやすい
子どもの記憶を呼び起こす補助にもなる
普段メモをとっていると、子どももメモの効果を分かってくるんですよね。「メモしといて」と頼まれることがあります。遊びの計画を立てるときに、あまりにもたくさんのアイディアが出てくると、子どもも覚えておくことができません。園庭に紙と鉛筆を持って出て、子どもがメモをすることもあるかもしれませんが、すぐに書き留めたいこともありますよね。子どものアイディアをその場でメモに残しておかないと、遊びの発展を逃すことにもなりかねません。
また、「言った言わない」でもめた場合は、子どもも保護者さんも、メモに残っていると納得しやすいです。
可視化でき子どもに分かりやすい
たとえば、子どもに頼まれて、いろんな遊びの約束をしてしまうことがありませんか?最初にAちゃんと遊んで、次にBちゃんがいるグループのお客さんになって、それからみんなで鬼ごっこをして…というように、保育者は忙しくなってしまう場合がありますよね。そんなとき、どの遊びに行くかメモに並べて書いておくと、子どもがそれを見て順番を知ることができます。「まだ?」と呼びにきた子どもが、メモを見て保育者の忙しさを知り、納得するんです。飲食店で名前を書き、待つ経験がありますので、そこともつながりますよね。
メモに書くのは言葉ばかりではありません。絵や図を描くこともあります。室内だとホワイトボードが使えますが、屋外だと使えませんよね。メモが手元にあると、図示して分かりやすく説明することも子ども達が共通理解をすることもできます。
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保育塾代表
2人の娘の父親
公立幼稚園・幼保園・大学の附属幼稚園で勤務の後、保育塾を立ち上げる。
ラッパ吹き。小学生を中心に、20年以上いろんなバンドを指導しています。保育士・幼稚園教諭のみなさんが、ほんの少しだけ余裕をもって仕事ができたら、プラスの循環が生まれます。
ほんの少しだけ余裕をもって仕事ができたら、ほんの少しだけ子どもが落ち着いて、そうするとまた、ほんの少しだけ余裕ができて、効率良く仕事ができる方法を調べたりして・・・
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