みなさんにとって、身近な生き物ってなんですか?
金魚?メダカ?ウサギ?
これらは飼おうと思って連れてこないと、身近にはいませんね。
もっと身近な生き物は、飼おうと思わなくてもすぐ側にいます。
モソモソ動いて可愛いダンゴムシは、子どもが自分でお世話できるダンゴムシの飼い方を見てください。
- 水の上の動きが面白く、水辺の生き物の中で捕まえやすさNo.1のアメンボ
- おしりのハサミが格好良いハサミムシ
- 歩き方が可愛く、そこら辺を掘っているといつの間にか出てくるオケラ
- ダンゴムシと同じく、モソモソ動いて丸くなるヤスデ
これらの生き物は、子ども達が興味を示してもスルーされているように思います。
そこで、今回は、アメンボ、ハサミムシ、オケラ、ヤスデの飼い方を紹介します。
飼ってみると面白いし、意外と簡単に飼うことができますよ。
「血は吸わない」アメンボの飼い方
- 食べ物
虫(生きていても死んでいてもOK)を、水が傷まない程度にやる。
水に浮いていないと食べません。 - 住み家
蓋付きのケースにカルキ抜きをした水を入れる。
水面から出るくらい大きさの石を置く(一休み用)。
卵を産ませたいなら水草も入れる。 - ケア、掃除
水が汚れたら替える。
挟むけど切れないハサミムシの飼い方
- 食べ物
ダンゴムシ等の小さい虫、生ゴミ - 住み家
適当な飼育ケースや水槽(羽が無いしよじ登れないので、蓋なしでOK)に腐葉土を入れて、レンガや石、朽ち木などを適当に置く。
多数飼うと共食いの危険がある。 - ケア、掃除
適当に湿らせる。
汚れたら腐葉土の上を取り替える。
手がモグラみたいなオケラの飼い方
- 食べ物
植物の根、昆虫ゼリー、ハムスターなどの配合飼料 - 住み家
蓋付きのケースに腐葉土など、柔らかめの土を入れる(10cmくらい)。 - ケア、掃除
定期的に湿らせる。
共食いするので、エサ、水は十分に与えて、毎日取り替える。
グルグルに丸くなるヤスデの飼い方
- 食べ物
落ち葉、キノコ、朽ち木 - 住み家
蓋付きのケースに腐葉土を入れる(10cmくらい)。 - ケア、掃除
適度に湿らせる。
フンが溜まってきたら取り除いて、腐葉土が減った分を追加する。 - 注意
微量の毒を持つため、人によっては素手で触ると少し痛いこともあるらしい。
私の周りでは痛い目にあった人はいませんが、一応注意してください。
お湯をかけて駆除をするのは×。
揮発性の有害な物質が出て、嘔吐、下痢などを引き起こす。
積極的に駆除しないほうが良い。
見たくない人は、落ち葉を溜めず、湿った場所を作らないように。 - その他
ムカデ 身体が四角く平べったい、肉食、動きが速い、クネクネ歩く、触角や足が太い
ヤスデ 丸い、腐食、動きが遅い、まっすぐ歩く、触角や足が細い、丸くなる
適当な飼育ケースや水槽(羽が無いしよじ登れないので、蓋なしでOK)に腐葉土を入れて、レンガや石、朽ち木などを適当に置く。
多数飼うと共食いの危険がある。
いかがでしたか?
飼い方が簡単なので、説明も簡単に済ませました。
これくらい知っていれば、十分に飼うことができると思います。
簡単に飼えるということは、低年齢の子ども達にも世話ができるということです。
当番活動の入門編として、ぜひ飼ってみてください。
他にも、飼いやすい生き物を知りたい人は、【子どもが自分で世話できる】飼うのが簡単な生き物10選をチェックしてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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保育塾代表
2人の娘の父親
公立幼稚園・幼保園・大学の附属幼稚園で勤務経験あり。
ラッパ吹き。小学生を中心に、20年以上いろんなバンドを指導しています。保育士・幼稚園教諭のみなさんが、ほんの少しだけ余裕をもって仕事ができたら、プラスの循環が生まれます。
ほんの少しだけ余裕をもって仕事ができたら、ほんの少しだけ子どもが落ち着いて、そうするとまた、ほんの少しだけ余裕ができて、効率良く仕事ができる方法を調べたりして・・・
そんなプラスの循環の始めの一歩、小さな余裕を生み出すお手伝いをしています。