今回は「目指せ!コードマスター」の第19回です。
「同じコードがずっと続いているから変えないといけない?」
「メロディーと合ってない気がするけど、コードを変え過ぎるのはおかしい?」
などと思っている人はいませんか?
「コードを変えるポイント」について考えてみましょう。
この「目指せ!コードマスター」は、
- レパートリーを増やしながら
- コードを少しずつ覚えることができ
- いろんなリズムパターンを身に付けることができる
という、夢のような内容になっています。
第1回「カエルの合唱」と第2回「カタツムリ」、第3回「ぶんぶんぶん」、第4回「しゃぼん玉」、第5回「大きな栗の木の下で」、第6回「きらきらぼし」、第7回「山の音楽家」、第8回「でんでらりゅうば」、第9回「ハッピー・バースデー・トゥ・ユー」、第10回「さよなら」、第11回「夕焼け小焼け」、第12回「ふるさと」、第13回「大きな古時計」、第14回「ともだち賛歌」、第15回「こいのぼり」、第16回「うれしいひなまつり」、第17回「かごめかごめ」、第18回「聖者の行進」を終わらせていない人は、そちらの方もご覧ください。
3コードで伴奏をつけた「七つの子」
まずは、3コードで伴奏をつけた「七つの子」を弾いて、音を確認してみましょう。
コードをどのタイミングで変えるか、迷っている人は次のことを覚えておきましょう。
- 4拍子の曲であれば、コードが変わるポイントは、基本的に小節の1拍目か3拍目
ときどき、2拍目や4拍目で変えてもOKです。拍の裏で変わることは、まずありません。「1小節毎に変えないといけない」ということはありません。3拍子のときには、コードが変わるポイントは基本的に1拍目です。ときどき、2拍目や3拍目で変えてもかまいません。
この「七つの子」の場合は、Gメジャースケール(ト長調)の曲なので、Gのコードがトニックです。
Gのコードが主役なので、何小節か続いても、落ち着いて聞くことができます。
伴奏をちょっと変えたのがこちらの楽譜です。
3コードしか使っていませんが、先程の楽譜よりも、少しだけコードを多く変えています。
いろいろなコードで伴奏をつけた「七つの子」
これまでに登場した、いろいろなコードを使って伴奏をつけたのが、こちらの楽譜です。
コードネームを書くスペースが無かったので、「D.C.」と「Fine」を使わせてもらいました。
「♭5」「aug」「dim」は、第17回「かごめかごめ」で登場しています。
まだ見ていない人は、そちらもチェックしてくださいね。
「C♯m7(♭5)」と書いてあると、複雑で嫌になりますが、音符で見ると、「Cm7(♭5)」よりも、ずっと簡単です。
「CM7」のルート音を半音上げると、「C♯m7(♭5)」と同じになります。
さらに、7度の音を半音下げると、「C♯dim」になりますよね。
自分にとって覚えやすい方法を見付けましょう。
今後の予定
次回は、目指せ!コードマスター(第20回「まとめ」スケールとコードを一気に覚える)です。
これまでは「言葉での説明を読むよりも、実際に弾いてみましょう」ということでやってきたので、第20回では、コードについて、ちょっとだけ詳しく説明をしようと思っています。
あまり高度なことをやっても、保育には関係ないので、「目指せ!コードマスター」は第20回で一旦終わりです。
でも、「もっといろんな曲の楽譜がほしい」という声があったので、「おまけ」という形で、そのうち少しずつ曲数を増やしていく予定です。
これまでの記事を見ていない人は、そちらも練習してみましょう。
少しずつステップアップして、弾けるようになりますよ。
目指せ!コードマスター(第1回「カエルの合唱」でCFGをマスターする)
目指せ!コードマスター(第2回「カタツムリ」でAmDmをマスターする)
目指せ!コードマスター(第3回「ぶんぶんぶん」でセブンスを考える)
目指せ!コードマスター(第4回「しゃぼん玉」でEmをマスターする)
目指せ!コードマスター(第5回「大きな栗の木の下で」で定番のリズムをマスターする)
目指せ!コードマスター(第6回「きらきらぼし」で定番リズム2をマスターする)
目指せ!コードマスター(第7回「山の音楽家」で「ヘ長調」の曲にコードをつける)
目指せ!コードマスター(第8回「でんでらりゅうば」でB♭Gmをマスターする)
目指せ!コードマスター(第9回「ハッピー・バースデー・トゥ・ユー」で「コードに使われる音の法則」を考える)
目指せ!コードマスター(第10回「さよなら」を題材に「自分でコードを選ぶにはどうすればよいか」を考える
目指せ!コードマスター(第11回「夕焼け小焼け」で3コードを他のコードに置き換える)
目指せ!コードマスター(第12回「ふるさと」でDとBmをマスターする)
目指せ!コードマスター(第13回「大きな古時計」でC6について考える)
目指せ!コードマスター(第14回「ともだち賛歌」右手でコードを弾いてみる)
目指せ!コードマスター(第15回「こいのぼり」伴奏を簡単にする方法をいろいろと考える)
目指せ!コードマスター(第16回「うれしいひなまつり」で短調のコードを考える
目指せ!コードマスター(第17回「かごめかごめ」で「♭5」「sus4」「dim」「aug」を知る)
目指せ!コードマスター(第18回「聖者の行進」で「テンション」を知る)
それから、
ピアノが自由に弾けるようになる!おすすめコード伴奏も参考にしてくださいね。
もっといろんな楽譜がほしい人は
【簡単・無料のピアノ楽譜】コード3つで弾ける童謡・保育の定番曲まとめ
をご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
「もっといろいろと知りたい」という方は、