みなさんは、子ども達の前でピアノを弾くまでに、どれくらいの時間、練習していますか?
コードさえ分かれば、初見でも、ある程度はピアノを弾くことができるようになります。
子ども達に「これ歌いたい。」と言われたとき、その場ですぐに弾いてみたいと思いませんか?
この「目指せ!コードマスター」は、
- レパートリーを増やしながら
- コードを少しずつ覚えることができ
- いろんなリズムパターンを身に付けることができる
という、夢のような内容になっています。
今回は、目指せ!コードマスターの第1回「カエルの合唱」から第19回「七つの子」までをまとめてあります。
好きな曲、やりやすい曲から取り組んでいると、覚えていないスケールやコードがあるかもしれません。
この記事を読んで、これまで出てきた全てのスケールとコードを確認しましょう。
メジャースケール(長調)
誰もが知っている「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド」がメジャースケール(長調)です。
「ドとレ」の音のように、鍵盤2つ分だけ音が違うときは「全音」。
「ミとファ」の音のように、鍵盤1つ分だけ音が違うときは「半音」と言います。
音と音の間が「全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音」となっているのがメジャースケール(長調)です。
「目指せ!コードマスター」のシリーズで紹介したメジャースケールは次の5つ。
- Cメジャースケール(ハ長調)ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド
- Fメジャースケール(ヘ長調)ファ、ソ、ラ、シ♭、ド、レ、ミ、ファ
- Gメジャースケール(ト長調)ソ、ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ♯、ソ
- B♭メジャースケール(変ロ長調)シ♭、ド、レ、ミ♭、ファ、ソ、ラ、シ♭
- Dメジャースケール(ニ長調)レ、ミ、ファ♯、ソ、ラ、シ、ド♯、レ
保育で使われる曲のほとんどは、この5つのスケールで作られています。
ですので、「目指せ!コードマスター」の記事も、ハ長調を中心に、♭や♯が少ない調を取り上げています。
Cメジャースケール(ハ長調)ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド
「目指せ!コードマスター」の記事では、第1回から第19回までの間に、「Cメジャースケール(ハ長調)ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド」の曲を8曲紹介しています。
第1回「カエルの合唱」、第2回「カタツムリ」、第3回「ぶんぶんぶん」、第4回「しゃぼん玉」、第5回「大きな栗の木の下で」、第6回「きらきらぼし」、第11回「夕焼け小焼け」、第18回「聖者の行進」
まずは、第1回「カエルの合唱」で、CFGの3つのコードを取り上げています。
次に、第2回~第4回で、少しずつコードが増えていきます。
第5回と第6回では、定番のリズムを、第11回では、基本の「3コード」を他のコードに置き換える方法を紹介しています。
第18回で取り上げている「テンション」は、ちょっとオシャレな伴奏をつけたい人だけ見てください。
Fメジャースケール(ヘ長調)ファ、ソ、ラ、シ♭、ド、レ、ミ、ファ
「Fメジャースケール(ヘ長調)ファ、ソ、ラ、シ♭、ド、レ、ミ、ファ」の曲は4曲です。
第7回「山の音楽家」、第8回「でんでらりゅうば」、第9回「ハッピー・バースデー・トゥ・ユー」、第10回「さよなら」
第7回、第8回で、Fメジャースケール(ヘ長調)に使われるコードをいくつか取り上げています。
第9回では、「コードの音がどのように重なっているか」、第10回では「3コード」を紹介しています。
やり残していることがあったら、改めて確認してみましょう。
Gメジャースケール(ト長調)ソ、ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ♯、ソ
「Gメジャースケール(ト長調)ソ、ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ♯、ソ」の曲は、3曲紹介しています。
第12回「ふるさと」、第13回「大きな古時計」、第19回「七つの子」
第12回と第13回で、Gメジャースケール(ト長調)に使われる3コードと、その他のコードを少し取り上げています。
第19回は、コードを変えるポイントと、これまでのまとめで、いろいろなコードを使って楽譜を書いてあります。
でも、楽譜は簡単なものから少し難しいものまで、数種類あるので、好きな回から始めても大丈夫ですよ。
難しい伴奏がつけたくなったときに、改めて、第一回からじっくり取り組んでみてください。
B♭メジャースケール(変ロ長調)シ♭、ド、レ、ミ♭、ファ、ソ、ラ、シ♭
「B♭メジャースケール(変ロ長調)シ♭、ド、レ、ミ♭、ファ、ソ、ラ、シ♭」の曲は、1曲だけ紹介しています。
この曲では、B♭メジャースケール(変ロ長調)に使われる「3コード」と、右手でコードを弾くことを取り上げています。
右手でコード、左手でベース音を弾けるようになると、コードでの伴奏も、既存の楽譜とあまり変わらなくなってきます。
Dメジャースケール(ニ長調)レ、ミ、ファ♯、ソ、ラ、シ、ド、レ
「Dメジャースケール(ニ長調)レ、ミ、ファ♯、ソ、ラ、シ、ド、レ」の曲は、1曲だけ紹介しています。
この曲では、Dメジャースケール(ニ長調)に使われる「3コード」と、伴奏を簡単にする方法(omitのコードと移調)を取り上げています。
保育で使われている曲は、原曲通りではなくて、すでに移調された状態で楽譜が販売されていることが、よくあります。
ですので、難しくて弾けないのであれば、どんどん移調してしまいましょう。
【移調なのに調を考えなくてもできる】簡単に移調をする方法
【ピアノ初心者にも分かる】移調して曲を簡単にする方法
とんでもなくシンプルで簡単!カタカナのドレミで移調をする方法
マイナースケール(短調)
マイナースケール(短調)は、メジャースケール(長調)と、音の並び方が違います。
音と音の間が「全音、半音、全音、全音、半音、全音、全音」となっているのがマイナースケール(短調)です。
正確に言うと、この場合はナチュラルマイナースケール(自然短音階)です。
マイナースケールには、他に「ハーモニックマイナー」と「メロディックマイナー」があります。
「Cナチュラルマイナー ド、レ、ミ♭、ファ、ソ、ラ♭、シ♭、ド」
「Cハーモニックマイナー ド、レ、ミ♭、ファ、ソ、ラ♭、シ、ド」
「Cメロディックマイナー ド、レ、ミ♭、ファ、ソ、ラ、シ、ド」
説明すると長くなるので、今回は省略です。
次のレベルに進んだときに説明します。
「目指せ!コードマスター」のシリーズで紹介したマイナースケールは次の2つです。
- Cマイナースケール(ハ短調)ド、レ、ミ♭、ファ、ソ、ラ♭、シ♭、ド
- Aマイナースケール(イ短調)ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ
Cマイナースケール(ハ短調)ド、レ、ミ♭、ファ、ソ、ラ♭、シ♭、ド
「Cマイナースケール(ハ短調)ド、レ、ミ♭、ファ、ソ、ラ♭、シ♭、ド」の曲は、1曲だけ紹介しています。
♭が苦手な人のために、♭が1つも無い伴奏も紹介しています。
また、「右手の♭も嫌だ」という人のために、移調をして、右手からも♭を無くす方法と、さらに、移調したときに伴奏に少しだけ出てくる♯も無くす方法も書いてあります。
Aマイナースケール(イ短調)ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ
「Aマイナースケール(イ短調)ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ」の曲は、1曲だけ紹介しています。
この曲では、「日本に古くからある曲は、本当は長調や短調ではない」という話と、「長調や短調ではないなら、いろんなコードを合わせるのもありでしょ」ということで、さまざまなコードを紹介しています。
それから、話の中で、フリギア(英語だとフリジアン)という音階も取り上げていますが、これは覚えなくても全く問題ないです。
メジャーコード(長3和音)
Cメジャースケール(ハ長調)の「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド」を楽譜に書いて、それぞれの音符の上に、お団子のように音符を重ねると、コードができます。
- C(ド、ミ、ソ)
- F(ファ、ラ、ド)
- G(ソ、シ、レ)
上の図のように音を重ねてコードを作ったときに、Cメジャースケール(ハ長調)では、この3つがメジャーコード(長3和音)になります。
この3つのコードをマスターできるのは第1回「カエルの合唱」です。
Fメジャースケールだと、こうなります。
- F(ファ、ラ、ド)
- B♭(シ♭、レ、ファ)
- C(ド、ミ、ソ)
上の図のように音を重ねてコードを作ったときに、Fメジャースケール(ヘ長調)では、この3つがメジャーコード(長3和音)になります。
この3つのコードをマスターできるのは第9回「ハッピー・バースディ・トゥ・ユー」です。
CとFは、先程のCメジャースケール(ハ長調)のときにも出てきました。
メジャーコード(長3和音)は、次のように音が重なっています。
同じようにして、ト長調の時に新しく出てくるメジャーコード(長3和音)は
- D(レ、ファ♯、ラ)
Dのコードは、第12回「ふるさと」で、初めて登場させています。
同じようにして、変ロ長調の時に新しく出てくるメジャーコード(長3和音)は
- E♭(ミ♭、ソ、シ♭)
E♭のコードは、第14回「ともだち賛歌」で、初めて登場させています。
同じようにして、二長調の時に新しく出てくるメジャーコード(長3和音)は
- A(ラ、ド♯、ミ)
Aのコードは、第15回「こいのぼり」で、初めて登場させています。
長くなるので説明は省略しますが、イ短調の曲で出てきたメジャーコード(長3和音)は
- E(ミ、ソ♯、シ)
Eのコードは、第17回「かごめかごめ」で、登場させています。
「目指せ!コードマスター」の記事で登場したメジャーコードをまとめると、こちらになります。
- C(ド、ミ、ソ)
- D(レ、ファ♯、ラ)
- E♭(ミ♭、ソ、シ♭)
- E(ミ、ソ♯、シ)
- F(ファ、ラ、ド)
- G(ソ、シ、レ)
- A(ラ、ド♯、ミ)
- B♭(シ♭、レ、ファ)
スケールと同じように、保育で使われるような曲では、そんなに多くのコードは使われていません。
ですので、メジャーコードは、これくらいを覚えておいて、他のコードは必要なときに覚えましょう。
他のメジャーコードを一応は紹介します。
が、見るだけで嫌になりそうなので、スルーしてください。
C♯(ド♯、ミ♯、ソ♯)、D♭(レ♭、ファ、ラ♭)この2つは、鍵盤は同じです。
F♯(ファ♯、ラ♯、ド♯)、G♭(ソ♭、シ♭、レ♭)この2つは、鍵盤は同じです。
G♯(ソ♯、シ♯、レ♯)、A♭(ラ♭、ド、ミ♭)この2つは、鍵盤は同じです。
B(シ、レ♯、ファ♯)
マイナーコード(短3和音)
メジャーコードのときと同じように、音を重ねて、次のような間隔になるのがマイナーコード(短3和音)です。
メジャーコードのときは、「長3度、短3度」の間隔で重なっていたのが、マイナーコードのときは、反対の「短3度、長3度」の間隔で重なっています。
Am(ラ、ド、ミ)、Dm(レ、ファ、ラ)が初めて出てくるのが第2回「カタツムリ」
Em(ミ、ソ、シ)が初めて出てくるのが第4回「しゃぼん玉」
Gm(ソ、シ♭、レ)が初めて出てくるのが第8回「でんでらりゅうば」
Bm(シ、レ、ファ♯)が初めて出てくるのが第12回「ふるさと」
Cm(ド、ミ♭、ソ)、Fm(ファ、ラ♭、ド)が初めて出てくるのが第16回「うれしいひなまつり」
他のマイナーコードは、出会ったときに、その都度覚えましょう。
メジャーコードのときと同じように、今の時点で紹介してないものは、♭や♯がたくさんついています。
嫌になるといけないので、紹介しません。
「メジャーコードの、真ん中の音を半音下げると、マイナーコードになる」ということを覚えておけば大丈夫です。
よく見かけるセブンスコード
メジャーコードやマイナーコードの上に、もう一つ音を重ねたのがセブンスコードです。
種類がたくさんあるので、覚えるのが大変です。
ですので、まずは、よく見かけるセブンスコードを、覚えましょう。
ドミナント7th
- G7(ソ、シ、レ、ファ)第3回「ぶんぶんぶん」で登場。
Cメジャースケール(ハ長調)で出てくるので、一番たくさん見るかもしれません。
- C7(ド、ミ、ソ、シ♭)第9回「ハッピー・バースディ・トゥ・ユー」で登場。
Fメジャースケール(ヘ長調)で出てきます。
- D7(レ、ファ♯、ラ、ド)第13回「大きな古時計」で登場。
Gメジャースケール(ト長調)で出てきます。
この3つのコードは、メジャーコードの、G(ソ、シ、レ)、C(ド、ミ、ソ)、D(レ、ファ♯、ラ)に、さらに、短3度上の音を重ねています。
でも、「ルート音(根音)の1音下を重ねている」と覚えた方が、覚えやすいです。
たとえば、G(ソ、シ、レ)のルート音は「ソ」。
「ソ」の1音下は「ファ」。
なので、G(ソ、シ、レ)に「ファ」を重ねたのがG7(ソ、シ、レ、ファ)。
同じように、C(ド、ミ、ソ)のルート音「ド」の1音下は「シ♭」。
なので、C(ド、ミ、ソ)に「シ♭」を重ねたのがC7(ド、ミ、ソ、シ♭)です。
メジャー7th
先程は、ルート音(根音)の1音下を重ねました。
今度は、ルート音(根音)の、半音下を重ねてみましょう。
- CM7(ド、ミ、ソ、シ)
- FM7(ファ、ラ、ド、ミ)
どちらも、第18回「聖者の行進」で登場します。
C△7、CMaj7というようにも表記されます。
どう表記されても、読み方は「シーメジャーセブンス」です。
マイナー7th
マイナーコードに、もう一つ、7度の音を重ねたのがマイナー7th(マイナーセブンス)です。
マイナーセブンスも、「ルート音の1音下を重ねる」と覚えると、覚えやすいです。
- Bm7(シ、レ、ファ♯、ラ)第12回「ふるさと」で初登場。
- Em7(ミ、ソ、シ、レ)、Am7(ラ、ド、ミ、ソ)第19回「七つの子」で初登場。
セブンスの区別
「シ」の音を重ねたのがCM7(ド、ミ、ソ、シ)「シーメジャーセブンス」。
「シ♭」を重ねているC7(ド、ミ、ソ、シ♭)は「シーセブンス」です(ドミナントセブンと言われることもあります)。
マイナーコードCm(ド、ミ♭、ソ)に、「シ♭」を重ねたのが「シーマイナーセブンス」。
CM7のときのMは、「7度のシがメジャーだよ」という意味、Cm7のときのmは、「3度のミがマイナーだよ」という意味です。
ややこしいですよね。
じゃあ、Cm(ド、ミ♭、ソ)に、「シ」を重ねたときは?
CmM7(ド、ミ♭、ソ、シ)「シーマイナーメジャーセブンス」です(このコードはあまり見かけません)。
他にもセブンスはありますが、ややこしいので、この記事では、「その他のコード」として取り上げます。
その他のコード
6th
- C6(ド、ミ、ソ、ラ)第13回「大きな古時計」で登場。
C(ド、ミ、ソ)、D(レ、ファ♯、ラ)、F(ファ、ラ、ド)などのメジャーコードに、6度の音を重ねたのが6th(シックス)です。
ポップスでは、C(ド、ミ、ソ)→Caug(ド、ミ、ソ♯)→C6(ド、ミ、ソ、ラ)→C7(ド、ミ、ソ、シ♭)というように、半音ずつ音が変わる「クリシェ」という進行で使われることが多いです。
「大きな古時計」では、「クリシェ」とは違う使い方をしています。
omit
第15回「こいのぼり」で詳しい説明をしています。
コードの中の、どれか一つの音を省略するのが「omit」です。
「Comit3」「Cno3」は、「Cから3度の音をなくしてよ」、「C5」は、「Cのルートの音と、5度の音だけにしてよ」という意味です。
どの表現でも、「ド」と「ソ」の2つの音だけになります。
「omit5」「omit root」となっていたら、5度の音やルートの音を省略します。
- Cno3(ド、ソ)、Fno3(ファ、ド)、Gno3(ソ、レ)第16回「うれしいひなまつり」
- Dno3(レ、ラ)、Ano3(ラ、ミ)、Eno3(ミ、シ)第17回「かごめかごめ」
どちらの曲も「omit」を使って、マイナーコードの3度を省略してます。
伴奏の♭が全部無くなって、簡単になっています。
「♭5」「sus4」「dim」「aug」
- 「♭5(フラットファイブ)」コードの5度の音が半音下がった状態。たとえばCm7(ド、ミ♭、ソ、シ♭)に「♭5」がつくと、Cm7(♭5)(ド、ミ♭、ソ♭、シ♭)。
- 「sus4(サスフォー)」コードの長3度の音が半音上がった状態。たとえばC(ド、ミ、ソ)ならCsus4(ド、ファ、ソ)、F(ファ、ラ、ド)なら、Fsus4(ファ、ラ♯、ド)
- 「dim(ディミニッシュ)」音と音の間を、全て短3度にして、4つの音を重ねたコード。□m7(♭5)と□dimは、そっくりになる。Cm7(♭5)(ド、ミ♭、ソ♭、シ♭)、Cdim(ド、ミ♭、ソ♭、ラ)。最後の音だけ半音違います。dimコードの転回形は、他のdimコードと同じになる。Cdim(ド、ミ♭、ソ♭、ラ)、E♭dim(ミ♭、ソ♭、ラ、ド)、G♭dim(ソ♭、ラ、ド、ミ♭)、Adim(ラ、ド、ミ♭、ソ♭)。この4つは、コードを構成している音が同じです。
- 「aug(オーギュメント)」音と音の間を、全て長3度にして、3つの音を重ねたコード。augコードの転回形は、他のaugコードと同じになる。Daug(レ、ファ♯、ラ♯)、F♯aug(ファ♯、ラ♯、レ)、A♯aug(ラ♯、レ、ファ♯)。この3つは、コードを構成している音が同じです。
- Bm7(♭5)(シ、レ、ファ、ラ)、Dsus4(レ、ソ、ラ)、Ddim(レ、ファ、ソ♯、シ)、Caug(ド、ミ、ソ♯)この4種類のコードが出てくるのが、第17回「かごめかごめ」。
- C♯m7(♭5)(ド♯、ミ、ソ、シ)、F♯dim(ファ♯、ラ、ド、ミ♭)、Daug(レ、ファ♯、ラ♯)この3種類が出てくるのが、第19回「七つの子」。
9th、11th、13th
保育の現場で出てくることは無いかもしれませんが、一応紹介したのが「9th、11th、13th」です。
9番目、11番目、13番目の音は、「テンション」と呼ばれることもあります。
- CM7(9)(ド、ミ、ソ、シ、レ)第18回「聖者の行進」
まとめ
「目指せ!コードマスター」のシリーズで、これまでに覚えたスケール
- Cメジャースケール(ハ長調)ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド
- Fメジャースケール(ヘ長調)ファ、ソ、ラ、シ♭、ド、レ、ミ、ファ
- Gメジャースケール(ト長調)ソ、ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ♯、ソ
- B♭メジャースケール(変ロ長調)シ♭、ド、レ、ミ♭、ファ、ソ、ラ、シ♭
- Dメジャースケール(ニ長調)レ、ミ、ファ♯、ソ、ラ、シ、ド♯、レ
- Cマイナースケール(ハ短調)ド、レ、ミ♭、ファ、ソ、ラ♭、シ♭、ド
- Aマイナースケール(イ短調)ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ
メジャーコード
- C(ド、ミ、ソ)
- D(レ、ファ♯、ラ)
- E♭(ミ♭、ソ、シ♭)
- E(ミ、ソ♯、シ)
- F(ファ、ラ、ド)
- G(ソ、シ、レ)
- A(ラ、ド♯、ミ)
- B♭(シ♭、レ、ファ)
マイナーコード
- Am(ラ、ド、ミ)
- Dm(レ、ファ、ラ)
- Em(ミ、ソ、シ)
- Gm(ソ、シ♭、レ)
- Bm(シ、レ、ファ♯)
- Cm(ド、ミ♭、ソ)
- Fm(ファ、ラ♭、ド)
よく見かけるセブンスコード
- G7(ソ、シ、レ、ファ)
- C7(ド、ミ、ソ、シ♭)
- D7(レ、ファ♯、ラ、ド)
- CM7(ド、ミ、ソ、シ)
- FM7(ファ、ラ、ド、ミ)
- Bm7(シ、レ、ファ♯、ラ)
- Em7(ミ、ソ、シ、レ)
- Am7(ラ、ド、ミ、ソ)
その他のコード(ちょっと難しいセブンスコード含む)
- C6(ド、ミ、ソ、ラ)
- Cno3(ド、ソ)
- Fno3(ファ、ド)
- Gno3(ソ、レ)
- Dno3(レ、ラ)
- Ano3(ラ、ミ)
- Eno3(ミ、シ)
- Bm7(♭5)(シ、レ、ファ、ラ)
- C♯m7(♭5)(ド♯、ミ、ソ、シ)
- Dsus4(レ、ソ、ラ)
- Ddim(レ、ファ、ソ♯、シ)
- F♯dim(ファ♯、ラ、ド、ミ♭)
- Caug(ド、ミ、ソ♯)
- Daug(レ、ファ♯、ラ♯)
- CM7(9)(ド、ミ、ソ、シ、レ)
覚えていないスケールやコードがあっても、気にする必要はありません。
見たことないコードに出会っても、調べればOKです。
いろんな楽譜を弾いて、慣れていきましょう。
いろんな楽譜がほしい人は
【簡単・無料のピアノ楽譜】コード3つで弾ける童謡・保育の定番曲まとめ
をご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
「もっといろいろと知りたい」という方は、