【最強の手遊び】「ひげじいさん」のアレンジ30

みんなが知ってる「ひげじいさん」の手遊び。

3歳未満児でしかやったことない方、純粋に楽しむだけの方(もちろん純粋に楽しむだけでも十分ですが)、一度いろんな「ひげじいさん」を試してみてください。

アレンジすれば・・・

  • 3歳以上児でもいけます。
  • 導入にも使えます。
  • ゲームとして楽しめます。
  • 親子の触れ合いにも使えます。
  • 他の手遊びにも応用がききます。
  • 保育の幅が広がります。

といいことずくめです。

今回は、いろんな「ひげじいさん」を30種そろえました!

ぜひ一度、目を通して、使えそうなものを取り入れてみてくださいね。

「手はおひざ」をやめると

「手はおひざ」をやめると、いろんなことができます。

立ってやるか座ってやるかは、状況に合わせて判断してくださいね。

アレンジ1 いろんなところを触ってみる

「手はおしり」とか「手は頭」「手はお耳」など、身体のいろんな場所を触ってみましょう。

さらに、身体じゃないところも触ると楽しいです。

「手はピアノ」「手はカバン」「手は廊下」など。

「手は天井」などのムチャぶりに、どう反応するかも楽しいですよ。

知っている言葉が多い、年長が楽しめるアレンジです。

アレンジ2 いろんなところを次々に触る

アレンジ1に、もう少しゲーム性を持たせたものです。

リズムに乗せて、次々に触っていきましょう。

「手はおしり(ウン)手はお腹(ウン)手はひたい(ウン)手は眉毛・・・」

みたいな感じです。

アレンジ3 手はお目々 その1

「キラキラキラキラ手はお目々♪」で、メガネさんのときと同じようにすると・・・

双眼鏡になるので、「よーく見ててよ」などと言って、子ども達に見せたいものを取り出します。

当然、よく見ようと思って近くに寄ってきたりもします。

手はお目々のままである必要は、全くありませんからね。

アレンジ4 手はお目々 その2

アレンジ3と同じようにして・・・

「先生によーく見せてよ」と言いながら、誰かの目を見ます。

「もうちょっとよく見せてよ」と言いながら、お医者さんの真似をします。

「はい、OKです」「次の方どうぞ」などと言いながら、何人か見ます。

「今日お医者さんがきて、こうやって目を見るよ」

というようにシミュレーションしてから眼科検診をすると、安心して受けることができます。

アレンジ5 手はお耳 その1

「手はお耳♪」で、耳の横に手をやると・・・

「こうするとね、よーく聞こえるんだよ」などと言って、あえて小さい声で話を始めましょう。

「手はお目々」の時と同じく、そのままのポーズでいる必要はありません。

話は短めに。

アレンジ6 手はお耳 その2

アレンジ4の眼科検診のときと同じです。

耳鼻科検診の前に、シミュレーションのために「ひげじいさん」を使ってみましょう。

アレンジ7 手はお口

「手はお口♪」で、人差し指を口に当てると・・・

もう言わなくても分かりますね。

アレンジ5の「手はお耳♪」のときと同じことです。

アレンジ8 手は頭

「手は頭♪」で、頭に手を当てた後に、なでてみましょう。

隣の人の頭もなでて、保護者さんが来てるときはなでてもらってなど、

スキンシップをはかる時に使えます。

ちょっとレベル高いですが、「頭は大事」という話にもつなげることができます。

アレンジ9 手はお腹 その1

内科検診のときに・・・以下省略。

これも、頭と同様「お腹は大事」という話にもつなげることができます。

アレンジ10 手はお腹 その2

お腹に手を当てた後に、お腹が空いた話をします。

クッキングなど、食育の導入に「ひげじいさん」をどうぞ。

アレンジ11 手は肩に

「手は肩に♪」の後に、そのまま肩をモミモミしてみましょう。

「モミモミマッサージ(新沢としひこさん)」につないでもいいですね。

アレンジ12 手は背中

「手を背中で組めるかな?先生は届かない(笑)」

と、柔軟ができます。

アレンジ13 手はつま先

立って「ひげじいさん」をやり、最後は「手はつま先♪」で柔軟ができます。

アレンジ12と組み合わせたりしながら、楽しく柔軟体操をしましょう。

アレンジ14 手は上に

「手は上に♪」でギューッと手を上に伸ばすと、これも体操になります。

「ひげじいさん」をフルでする必要はなくて、

「手は上に♪」「ギューッ」「じゃあ次は・・・」「手はつま先♪」

などと、動きだけを続けてやればいいですよ。

アレンジ15 手は横に

体操やダンスなどをする前に、

「隣の人と当たらないように手を広げて」と言う代わりに「ひげじいさん」をします。

で、最後は「手は横に♪」「あー、当たっちゃった」と、広がる時にも楽しくやりましょう。

アレンジ16 手をつなぐ

「手をつなぐ♪」で、隣の人と手をつなぎましょう。

ただつなぐだけでも楽しいですよ。

「手をつなぐ♪」「手を離す♪」「手をつながない♪」みたいに、

旗揚げゲームのようなことをやると3歳以上児も楽しめます。

アレンジ17 手は前に

並んでるときに「前へならえ」をするなら、方法の1つとして「ひげじいさん」を使うこともできます。

アレンジ18 手は(相手の)背中

参観日などで、親子で触れ合うときに、互いの身体に触れるゲームをします。

「手は背中♪」だったら、相手の背中に手を回して、そのままギューッとする、

「手は頭♪」だったら、相手の頭をなでる、

みたいな感じで、触れ合いゲームをしてみましょう。

「ひげじいさん」「コブじいさん」をやめると

アレンジ19 トントントントンだけ言う

「トントントントン・・・・トントントントン・・・・トントントントン・・」

のように、「ひげじいさん」「コブじいさん」「テングさん」の部分は言うのをやめます。

言わずに手だけでできるかな?という遊び方です。

アレンジ20 ポーズをまねする

アレンジ19と同じように、「トントントントン」だけ言って、「◯◯じいさん」の部分は何も言いません。

その代わり、誰かがおもしろいポーズをします。

みんながそれを真似します。

アレンジ21 違うじいさんを登場させる

「笑いじいさん」「泣きじいさん」「怒りじいさん」「悲しいじいさん」「嬉しいじいさん」「楽しいじいさん」など、

いろんなじいさんを登場させて、思い切り豊かな表情をしてみましょう。

「トントントントン」をやめると

アレンジ22 「ピョンピョンピョンピョン」

手で「トントントントン」じゃなくて、「ピョンピョンピョンピョン」ジャンプをしてみましょう。

アレンジ23 「チョンチョンチョンチョン」

手で「トントントントン」じゃなくて、指で「チョンチョンチョンチョン」と、小さくやってみましょう。

アレンジ24 「ドンドンドンドン」

手で「トントントントン」じゃなくて、足踏みで「ドンドンドンドン」とやってみましょう。

アレンジ25 「タンタンタンタン」

手で「トントントントン」じゃなくて、手で「タンタンタンタン」と叩いてみましょう。

もし、太鼓やマーチング、鍵盤ハーモニカをやるような園で、「タン」で1拍を表しているなら、せめて手遊びで「タンタン」をやっておきましょう。

全体を変えると

アレンジ26 子どもが歌詞や動きを考える

「こぶじいさん」の「アンパンマン」バージョンや「ドラえもん」バージョンと同じように、

子ども達で他の歌詞と動きを考えてみましょう。

これも年長の遊び方です。

アレンジ27 テンポを変える

すごーく速い「こぶじいさん」ゆっくりの「こぶじいさん」と、テンポを変えてやってみましょう。

アレンジ28 音の大きさを変える

大きいひげじいさん、小さいひげじいさんをやってみましょう。

動きの大きさも変わります。

アレンジ29 調を変える

どんどん調を変えていって、音を高くします。

反対に低くします。

テンポを変えるのと組み合わせても面白いです。

アレンジ21で登場した、「悲しいじいさん」や「泣きじいさん」を短調にするのもアリです。

アレンジ30 ひげやコブをつなげる

誰かのひげやコブ、鼻、メガネを、みんなの手をつなげて、どんどん長く、大きくしてみましょう。

ひたすら長くすると、ただそれだけで面白いです。

曲に合わせることは、多分できません。

まとめ

「ひげじいさん」に限らず、他の手遊びも、いろいろとアレンジしてやってみましょう。

いきなり全部変えるんじゃなくて、「ここの部分を変えるとどうなるかな」ということを考えると、いろいろ思い浮かびますよ。

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保育塾代表
2人の娘の父親
公立幼稚園・幼保園・大学の附属幼稚園で勤務の後、保育塾を立ち上げる。
ラッパ吹き。小学生を中心に、20年以上いろんなバンドを指導しています。

保育士・幼稚園教諭のみなさんが、ほんの少しだけ余裕をもって仕事ができたら、プラスの循環が生まれます。

ほんの少しだけ余裕をもって仕事ができたら、ほんの少しだけ子どもが落ち着いて、そうするとまた、ほんの少しだけ余裕ができて、効率良く仕事ができる方法を調べたりして・・・

そんなプラスの循環の始めの一歩、小さな余裕を生み出すお手伝いをしています。あなたが読んだこの記事が、そんな始めの一歩になったら嬉しいです。

ABOUTこの記事をかいた人

管理人のUCHI(うち)といいます。 公立幼稚園、幼保園、大学の附属で働いていた元幼稚園教諭。 現在、島根保育塾代表。仕事を効率化するだけなら簡単です。しかし、保育の質を落とさず(むしろ上げながら)効率化することは、現場を経験した人間でないと、なかなか上手くできません。「保育の質を上げる」「労働時間の短縮」これを両立させるための記事を書いていきます。あなたの園に合わせた方法を知りたい人は、お問い合わせくださいね。