今回の記事は、とにかく急いで書きました。
少しでも早く、みなさんに読んでもらうためです。
誤字も、その他の不適切な表現もあるかと思います。
そのため、タイトルも文章も、今後変更アリです。
まずはそれをお詫びします。
またチェックしてね。
なぜ、そんなに急いでいるかというと、Twitterで見つけたこのツイート。
見たことある人もいるかもしれません。
手取り15万の保育士です。来月は米が買えそうにもないので、給食の残りを積極的に食べることに専念して生きようと思います。来月フォンガーペイントやるんだって。絵の具や小麦粉、模造紙代はどうしますか?と聞いたら交代で買うって。交代か、、、
何で、人の子のために残飯食って教材買うんだろ。— けめこは保育士を辞めたい (@kemeko85) June 11, 2019
いや、ちょっと無いでしょ。
と思ったわけです。
私も自腹でいろいろと買ってきましたよ。
でも、それは手続きが面倒だったり急に必要だったりした場合の、自主的なもの。
交替で買うとか、あり得ません。
というわけで、困っている人がけっこういるかもしれないと思い、急遽この記事を書くことにしました。
前置き長くなってゴメンナサイ。
では本題です。
材料を無料でもらう方法
まずは、先程のツイートをしている、けめこさんのため、他に困っている人のために、無料で材料を手に入れる方法を紹介します。
材料はもらいましょう。
無料で材料をもらえるところは、結構あるんです。
- 学校でもらう
- 建築や測量関係の会社でもらう
- 印刷会社や画材屋さんは場合による
- その他いろんなところでもらう
学校でもらう
保育に必要な材料は、学校でもらいましょう。
これ、最強です。
単純に、小学校、中学校、高校と、年齢が上がっていく度に、予算を多くもらっています。
保育関係者から見ると、無駄遣いも、ものすごく多いです。
空き教室や物置には、使わなくなったプリンターや楽器、その他教材が、ゴロゴロ転がっています。
学校って、校区にたくさんの保育所や幼稚園があります。
だから、「1つの園を特別扱いできない」って言われます。
そのため、突然のお願いは断られることが多いです。
一貫校などで、つながりが強い場合は大丈夫かもしれませんが。
もらうために有効な方法は、主に次の2つです。
- 関係者に個人的にコンタクトをとる
- 廃棄するものをもらう
頼むときに、付け加えたい言葉があります。
「古いものでもいいから。」「捨てるようなものでもいいから。」と言って頼んでください。
なぜなら、学校関係に努めている人は、保育現場の状態を知りません。
普通なら捨てるようなものまで使っている保育の現状を理解できないのです。
保育関係者からしてみれば宝物でも、その他の人たちからしてみれば「もう捨てるもの」と思っていることが多いです。
「もう捨てるもの」を、誰かにあげるのは申し訳ない。
普通の感覚ならそう思います。
だから「あげられる物は無い」と判断されてしまうんです。
できれば、直接見せてもらうと、もらいたい物がたくさん見つかります。
特に、美術室と音楽倉庫は宝の山です。
美術室には、使わない絵の具や紙が大量にあります。
保育とは別ですが、私はティンパニ一式(数十万円相当)と、クラリネットなどの管楽器数本をもらったことがあります。
中学校の音楽倉庫に眠っていて、いずれ廃棄するしかない楽器でした。
でも、小学校のバンドにとっては、むしろ新しいくらいのものです。
別の学校では、ゴミ置き場に壊れた譜面台が大量に捨ててあり、もらって帰って修理して使ったこともあります。
同じように、小中学校で使わない物も、保育では十分使えるんです。
建築や測量関係の会社でもらう
模造紙でなくてもいいのなら、建築や測量関係の会社で余った物をもらいましょう。
図面を描くのに、かなり大きな紙を使っているからです。
以前、何十メートルもあるロール状の模造紙をもらったことがあります。
学校と同じで、「捨てるような物はあげても申し訳ない」というように思われます。
「規格が変わって使えなくなった物は無いですか?」などの聞き方をしてみましょう。
学校ではないので、「1つの園だけ特別扱いできない」というように思われることは、まずありません。
もし無料でもらうことに気が引けるのであれば、お便りなどに、子どもの様子を伝えると共に、「材料は◯◯測量様より頂きました。ありがとうございます。」などの言葉を添えましょう。そのお便りを持って、もらった会社にお礼を言いに行けば完璧です。
印刷会社や画材屋さんは場合による
これはもう、言うまでもありませんね。
印刷会社には、紙がたくさんあります。
画材屋さんには、絵の具などがたくさんあります。
ですが、先程紹介した建築や測量の会社は、紙は消耗品です。
印刷会社の紙、画材屋さんの絵の具などは、商品になるものです。
使わなくなったからといって、簡単に人にあげられる物ではありません。
もらうときには、相当親しい人に頼む必要があります。
その他いろんなところでもらう
もらえるものを探すと、けっこういろんなところで手に入るものです。
キリがないので、そのうちの一部を紹介します。
水道屋さんに水道管をもらえば、砂場で使えます。
建築会社に頼めば、端材をもらえます。木工や、その他の工作に使えます。
花屋さんに頼めば、不織布やリボンの切れ端がもらえます。
花を育てているところは、毎年土を入れ替えるので、前年に使った土をもらえば、畑に使えます。前年に使ったものでも、プロが作った土なので、素人がお金をかけるよりも、よっぽどいい土です。
まとめ
紹介してきたように、本気になれば、けっこういろんなところで、いろんなものがもらえますよ。
ついでに、保育の現場は大変だということも広めてしまいましょう。
協力してくれる人も増えてきます。
みなさん、無理のない範囲で頑張りましょうね。
追伸
もらわなくても、最初から、材料のいらない遊び方をすればいいんです。
それは、また次の機会に紹介します。
いくつかは過去記事で紹介しているので、
ホームページなどから探してみてください。
取り急ぎ更新
この記事を読んだ方からの、ご意見を追加です。
「やり過ぎると園のマイナスイメージになる」
「捨てるものでも、元は購入した物」
全くもって、その通りです。
「関係ができるまでが難しい」
おっしゃる通りです。
ということで、「無料でもらう」ではない、屋内の遊びで、なおかつ材料費がかからない方法を追加です。
【3歳未満児にも楽しめる】フルーツバスケットの遊び方と10のアレンジ
【子どもが育つ】「おべんとうばこのうた」年齢別10のアレンジ・発展形
とりあえず、このサイトの過去記事です。
1つの遊びを、少し違う見方をすれば、何通りにも楽しむことができます。
それから、岩手教育大学附属幼稚園の実践。
平成26~27年度, 「子どもの体験のつながりを大切にした保育」
これで検索したら、pdfをダウンロードできます。
震災後、園庭に出ることもできない状態での、屋内での保育実践を読むことができます。お金をかける製作ではない、「遊び」です。