目指せ!コードマスター(第7回「山の音楽家」で「へ長調」の曲にコードをつける)

この「目指せ!コードマスター」は、

  • レパートリーを増やしながら
  • コードを少しずつ覚えることができ
  • いろんなリズムパターンを身に付けることができる

という、夢のような内容になっています。

第1回「カエルの合唱」第2回「カタツムリ」第3回「ぶんぶんぶん」第4回「しゃぼん玉」第5回「大きな栗の木の下で」第6回「きらきらぼし」を終わらせていない人は、そちらの方もご覧ください。

第6回まではずっと「ハ長調(Cメジャースケール)」の曲を弾いていました。

今回は「山の音楽家」で、「へ長調(Fメジャースケール)」の曲に挑戦してみましょう。

伴奏付きの楽譜を載せているので、できればパソコンで見てください。

実際に弾いて、音を確かめてくださいね。

伴奏が2分音符の「山の音楽家」

第6回までは、「ハ長調(Cメジャースケール)」の曲だったので、C(ド、ミ、ソ)で、Fは転回形(ド、ファ、ラ)を弾いていました。

今回は、「へ長調(Fメジャースケール)」なので、Fのコードが主役です。

F(ファ、ラ、ド)で、Cは転回形(ミ、ソ、ド)を使う場面も登場します。

でも、スモールステップで少しずつ慣れることができる楽譜にしてあるので大丈夫です。

落ち着いて、ゆっくり音を鳴らしてみましょう。

前半は、メロディーがちょっと大変ですよね。

ということで、前半の伴奏は全部F(ファ、ラ、ド)の転回形(ド、ファ、ラ)にしてあります。

後半は、右手の「指くぐり」「指またぎ」をしなくてすむので(親指ファ、人差し指ソ、中指ラ、薬指シ♭、小指ド)、伴奏に集中できますね。

前奏がほしい人は、最後の1小節+8分音符「いかーがですー」の部分を前奏にしましょう。

伴奏の形を変えた「山の音楽家」

慣れてきた人は、伴奏のリズムを、少しずつ自分が好きなように変えてみましょう。

リズムを変えるコツの1つは、伴奏のリズムの一部を、歌詞のリズムに合わせることです。

弾きやすくなるし、聞いた感じも軽くなります。

この楽譜では、6小節目と7小節目を8分音符にして歌詞のリズムに一部だけ合わせました。

後半で、Fのコードは転回形を使わない形(ファ、ラ、ド)にしているところがあります。

C(ド、ミ、ソ)と、音の高さが大きく変わるので面白いです。

難しければ、C(ド、ミ、ソ)とFの転回形(ド、ファ、ラ)で弾きましょう。

最後の小節も、Cの転回形(ミ、ソ、ド)が難しければ、これまでと同じようにC(ド、ミ、ソ)とF(ド、ファ、ラ)で弾きましょう。

今後の予定

次回は、

目指せ!コードマスター(第8回「でんでらりゅうば」でB♭Gmをマスターする)です。

余裕のある人は、第8回の楽譜を見る前に、

自分で「でんでらりゅうば」のメロディーに、コードで自由に伴奏をつけてみてくださいね。

メロディーの始まりは「ファ」の音です。

ヘ長調なので、シの音には♭がつきますよ。

とにかくいろんなコードを見てみたいという人は、他の記事も見てください。

目指せ!コードマスター(第1回「カエルの合唱」でCFGをマスターする)

目指せ!コードマスター(第2回「カタツムリ」でAmDmをマスターする)

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目指せ!コードマスター(第5回「大きな栗の木の下で」で定番のリズムをマスターする)

目指せ!コードマスター(第6回「きらきらぼし」で定番リズム2をマスターする)

目指せ!コードマスター(第9回「ハッピー・バースデー・トゥ・ユー」で「コードに使われる音の法則」を考える)

目指せ!コードマスター(第10回「さよなら」を題材に「自分でコードを選ぶにはどうすればよいか」を考える

目指せ!コードマスター(第11回「夕焼け小焼け」で3コードを他のコードに置き換える)

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目指せ!コードマスター(第13回「大きな古時計」でC6について考える)

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目指せ!コードマスター(第17回「かごめかごめ」で「♭5」「sus4」「dim」「aug」を知る)

目指せ!コードマスター(第18回「聖者の行進」で「テンション」を知る)

目指せ!コードマスター(第19回「七つの子」コードを変えるポイントを考える)

目指せ!コードマスター(第20回「まとめ」スケールとコードを一気に覚える)

それから、

ピアノが自由に弾けるようになる!おすすめコード伴奏も参考にしてくださいね。

もっといろんな楽譜がほしい人は
【簡単・無料のピアノ楽譜】コード3つで弾ける童謡・保育の定番曲まとめ
をご覧ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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ABOUTこの記事をかいた人

管理人のUCHI(うち)といいます。 公立幼稚園、幼保園、大学の附属で働いていた元幼稚園教諭。 現在、島根保育塾代表。仕事を効率化するだけなら簡単です。しかし、保育の質を落とさず(むしろ上げながら)効率化することは、現場を経験した人間でないと、なかなか上手くできません。「保育の質を上げる」「労働時間の短縮」これを両立させるための記事を書いていきます。あなたの園に合わせた方法を知りたい人は、お問い合わせくださいね。